『進撃の巨人』の大ファンの50代派遣社員です。
大人になってから漫画やアニメはほとんど見なくなったEですが、人並みに面白いフィクション作品に触れることは好きな方です。
ここ数年はNHKで深夜に放送されるアニメ『進撃の巨人』を欠かさずに観ていました。
観ているとどんどんのめり込み、やがて「この作品は人生で出会った中でも最高のノンフィクション作品かも」と思うようになりました。
ご存じの通り『進撃の巨人』には諌山創氏の原作漫画があります。
そしてアニメ『進撃の巨人』は来たる2023年11月5日0時(4日深夜)に10年に及んだ放送の最終話『The Final Season完結編(後編)』が放送されます。
Eは「まずアニメで楽しむ」派なので、それはもう楽しみにしています。
今回はEの『進撃の巨人』への想いを思いのたけ語るという回です。
なお、記事中にネタバレはないのでご安心を。
『進撃の巨人』とのかかわり
まず『進撃の巨人』とは何か、またEの作品との関わりを簡単に説明します。
ちなみにEは原作漫画は、アニメの未放送分はまだ読んでいません。
よって、既に放送されたアニメシリーズ以降の内容はほぼ知らないため、ネタバレはあり得ないのでご安心を。
2009年、「別冊少年マガジン」にて原作漫画の連載開始。
すぐに人気を博し、普段漫画を読まないEにもそのタイトルが聞こえてくるようになる。
2013年、NHKでアニメシリーズ開始。
この頃、Eが初めて『進撃の巨人』の単行本第1巻を漫画喫茶にて手に取るも、作中で描かれる「巨人」のグロテスクな絵が受けつけず、1巻のみで読むのをやめる。
2017年頃からNHKのアニメシリーズの放送を見かけて、その面白さにハマり、NHKで度々放送される過去作やダイジェスト版などをひと通り網羅する。また、当時すでに漫画・アニメ共に世界的な人気を博していた。
2021年6月、「別冊少年マガジン」の連載終了。最終巻34巻が刊行される。
アニメシリーズはこの後も原作を追って断続的に放送が続く。
2022年4月、セブで1か月を過ごした後に帰国。コロナ禍による7日間の自宅待機期間中にNetflixでアニメシリーズを一気見する。
2023年3月、NHKにて『The Final Season完結編(前編)』放送。次回の最終話の放送は「2023年秋」と告知される。
2023年10月中旬、最終話送日の発表を受けて、漫画『進撃の巨人』全巻を購入(古本)。二度読み返す。
※但し、33巻の途中のアニメ未放送分の内容に到達した時点で読むのをストップ。現在33巻と34巻(最終巻)は家の中の手の届かないところに安置してある。
2023年11月5日(4日深夜)、遂に最終話を迎える。
というのがこれまでのいきさつです。
ちなみに作品の内容、Netflixの作品紹介にはこうありました。
巨人がすべてを支配する世界。その侵略を防ぐ巨大な壁を築いた人類は、壁内での生活に甘んじていたが、10才のエレン・イェーガーは、壁外の世界を夢見ていた。
引用元:Netflix 『進撃の巨人』
最終話に向けて、振り返りの時間がない人はこちらをどうぞ。
始めに言っておくと、Eは「まずアニメで楽しむ」派です。
『進撃の巨人』のアニメはかなり原作に忠実に描かれています。
なにしろバカでかい巨人と「立体機動装置」なるもので宙を飛び交う戦闘シーンが盛りだくさんなので、どうしてもアニメの方が圧倒的に画面的に迫力があります。
さらに登場人物の声、効果音、音楽によって物語への没入感を増してくれます。
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Eは楽天市場で取り寄せた古本で原作を楽しみました♪
アニメ『進撃の巨人』についてEは当ブログの2年ほど前の過去記事で、その魅力についてこう語っていました。
「『進撃の巨人』も舞台設定が最高に面白いですよね。
引用元:ブログ「負けない派遣社員」アラフィフでもたまにはアニメを見ます① Eが見てきたアニメ編
巨人や壁の謎が次々に明らかになっていくストーリー展開も心地いいし」
「NHKのアニメではやや巨人の気持ち悪さが緩和されていて、というか慣れたのか、見始めたらハマりました。アニメだと立体機動装置を使った調査兵団のアクションがリアルで迫力もあります。」
Eがアニメについて語った過去記事です。
『進撃の巨人』の魅力
『進撃の巨人』のストーリーをEなりに端的に説明するなら「壁に囲まれて暮らす人類が、自由を求めて巨人を始めとする敵と戦う話」。
この作品の魅力はとにかく謎に包まれた舞台設定。
第一話の冒頭からして謎だらけです。
あのキモい巨人はいったい何者?
なぜ人類は壁に囲まれている?
あんなに高くて長い壁って(しかも継ぎ目がない)誰がどうやって作った?
など。
それらの謎は作中で次々に明かされていくんですが、見る者にとっては謎が解明される時の納得感が何とも心地よくて。
得も言われぬ納得感の正体というのが、作者によって張り巡らされた伏線の数々です。
ひとつの謎が解明される度に、それまでのエピソードの中に「あの人物のあの行動(またはセリフ)はそういう訳だったのか~」と、ドミノ倒しのように伏線が回収されていくのです。
今この時、アニメ最終話を前にしてた現在もなお、
数多くの謎が残されているのです!
最終話に向けて
最終話前の『The Final Season完結編(前編)』の放送は2023年3月4日(3日深夜)のことでした。
そう我々、原作漫画は決してアニメ未放送部分は読まないというアニメ派は実に8か月もの間、多くの謎が未解明のままおあずけを食わされてきたのでした。
その間のストレスは、当事者(アニメ派)でもなければ想像もつかないことでしょう。
なにしろ、
・YouTube等の様々メディアには原作最終話を前提にした考察動画であふれている
・原作既読の人と『進撃の巨人』について語る時に気を使わせている
・そもそも謎が知りたくてたまらない
・漫画全巻を買って以来、家の中で封印されている33巻と34巻が気になって仕方がない
・ここ1か月ほど『進撃の巨人』のことばかり考えている
という状態です。
結末が気になるのは山々なんですが、Eはあの人類最強のリヴァイと同じで「一番食べたいものを最後まで取っておく」タイプなのであらゆる誘惑を撥ねつけ原作最終話分を読まずに今日に至っています。
が、それにもかかわらず最終話の内容のヒントはそこかしこに潜んでいるのです。
普段YouTubeを見ていると、おすすめ動画に『進撃の巨人』の考察動画が出てきます。
最終話のネタバレがなさそうな動画はチェックしたりしますが、そうするとさらにおすすめに表示される数が増えていきます。
そうなると、表示されているサムネ自体に漫画最終巻のコマが表示されていたりして見るつもりはなくても最終話の一端が目に入ってしまうという…
おまけにNHKは先週もPVの第三弾を公開。
予告映像によって最終話の結構な部分が予測できてしまうという。
一般視聴者の中には、結末の予想を楽しんでいる人もいるんですよ~
ただ、最新の朗報もありました!
なんと、作者の諌山創氏からの放送直前コメントとして、
「今回僕の希望で、少しだけネームを書き直させていただきました」
とのこと。
つまり、原作のストーリーと少し違うということですよね。
「ネーム」という漫画用語が何かはよくわからないですが、英語版のポストによると「草稿を書き足した」みたいなニュアンスかなと。
これなら原作既読勢も別ストーリーを楽しめますよね。
諌山創氏の2023年11月1日のXでのポスト。
英語翻訳もあります。
もうじたばたしても始まらない。その日その時を粛々と待つのみ。
土曜深夜の最終話に向けて、全ての準備が整った感じです。
まとめ
Eは大人になってから漫画もアニメもほとんど見なくなっていました。
これまで継続して読んでいた作品といえば『ゴルゴ13』、アニメなら『エヴァンゲリオン』くらい。
そんなEがこの1か月というもの、明けても暮れても『進撃の巨人』のことばかり考えてました。
職場でも漫画原作既読の同僚のオカダくんと進撃談義。
オカダくんには絶対にネタバレしないように言い含め、Eの最終話予想を聞かせたり、現在残っている謎の洗い出しを一方的に聞かせたりと。
ストーリーを全部知っている彼からすれば、単なるたわごとに過ぎないのに申し訳なかった。
これほどまでにEを夢中にさせた『進撃の巨人』。
振り返ってみても圧倒的にEの人生最高のフィクション作品なのです。
他に追随する長編作品があるとすれば、漫画なら手塚治虫氏の『アドルフに告ぐ』、ドラマなら台湾の『ブラック&ホワイト(痞子英雄)』かなと。
それでも『進撃の巨人』には遠く及ばない。
明日からの三連休は「進撃連休」、放送前日の11月3日は「巨人文化の日」として厳かに過ごしたいと思っております。
『進撃の巨人』の話題、まだ続きます。
最終話前に残された謎の数々について検証しようと思います。
次回をお楽しみに!
『進撃の巨人』は原作漫画も最高でした。
書棚のスペースに困ったらレンタルですよね。