派遣の心得

【近況】勤続1年経過の派遣先で二度目の時給アップ! 成功の秘訣は?

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今回、現在の派遣先で二度目の時給アップを勝ち取りました。
半年前に50円アップ、そして今回100円アップ

勝ち取った、と表現したのは派遣先や派遣会社の方から上げくれたわけではなく、自分の能力と戦略と交渉で実現したものからです。

派遣社員のみなさん。
自分の給料額は全て他人に委ねていませんか?
まさか、頑張れば派遣先や派遣会社は仕事ぶりを正当に評価してくれ、給料に反映するはずなどと信じてはいませんか?

確かに、一般的に時給を上げてくれってなかなか言い出せないかもですよね。
でも派遣社員は?

派遣社員の場合、直接雇用の労働者より時給交渉のハードルは低いはずです。
今回はEが時給アップを勝ち取った秘訣について語ります。

前回の時給アップの記事です。

派遣社員の時給交渉

派遣社員の時給交渉は一般の労働者よりハードルが低いと述べました。

なぜなら、派遣社員が時給交渉をするとなれば相手は派遣会社です。
みなさんの派遣先の担当者とは普段からコミュニケーションを取っているはずだし、派遣会社から見れば客でもある派遣社員に対する担当者の扱いは悪くないはずです。

ただ、だからといって何の理由もなく「時給を上げて~」と言っても相手にされません。
派遣会社が派遣社員の時給を上げるには原資が必要です。
派遣社員の給料の原資は派遣先から出ます。

つまり、派遣先の合意がなければ派遣社員の給料が上がることはありません。
ちなみにEの派遣会社では派遣社員の取り分は推定70%です。
前々派遣先工場でパソコンの中にあった共有ファイルの資料を盗み見したところEの取り分が70%であることがわかっていて、たぶん現派遣先も同じかと。

ではどうすれば派遣社員の時給アップが実現するのか。
これです。

①時給アップの価値があることを証明する
②時給アップ交渉のタイミングを逃さない

解説します。


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時給100円アップの経緯

先ずは今回の時給100円アップの経緯について語ります。

まず、大前提。

過去記事でも紹介した、半年前の派遣契約更新時の時給50円アップ。
時給交渉をしたきっかけは、派遣先に昼夜二交代制で働いているからという理由でEより高い時給で働く人がいるからでした。
これは昨年から導入された同一労働同一賃金の制度に抵触する可能性大でもあります。

その時の交渉材料は、Eの職務内容。
入社時に契約した派遣先が想定した職務内容を大きく超える業務をEがこなすようになっていたからです。

派遣先からも、契約社員の話を持ちかけられたり(契約社員にするする詐欺でしたが)、部署のリーダーからはEさんを雇えてお得だった、と言われたりしたことから、派遣会社の担当に時給交渉するように要求。

当然、Eの時給が上がれば派遣会社の取り分も増えるわけだし、担当の営業成績も上がるはず。
Eの担当はなかなか有能で半年前(2021年5月)に時給50円アップが実現。

と、ここまで前回の記事で紹介済み。
あれから半年。

状況はほぼ変わっていません。

・残業、休出はほぼゼロ
・Eの業務スキルが加速度的に伸びる
作業スピードも上がり業務量も加速度的に増える
職場の居心地は過去最高、ほぼストレスなし

と、簡単に言うと半年前から見てもはるかに「使える派遣」になったわけです。
ただ、入社当初とは異なる要素も出てきました。

・派遣先が業績好調で大幅増員中
・部署の業務量が大幅拡大

つまり、めっちゃ忙しくて今やEなしでは成り立たない状態になってきました。
残業を許可すればいい話なんですが、派遣先の有名大企業は働き方改革を絶賛推進中です。

Eが現在の収入を上げるには、条件のいい他の派遣先に移るか、時給を上げるしかないわけです。
「他の派遣先に移る」、これは派遣社員の特権です。
入退社のハードルが低いことは派遣社員のメリット。しかし、最近のEは少し事情が違います。

50代に突入しているため、派遣先の選択肢が減りました。

時々、自分の派遣会社の求人広告をネットでチェックしています。
ある時、家から近くて時給のいい求人があって担当に詳細を聞いてみたところ50代不可とのこと。
自分の身に起こった現実を知りました。

よって収入を上げる手段は時給アップの一択
スキルが上がった今こそ再交渉の時。
Eはある日の仕事終わりに派遣会社に乗り込み、現在のEの働きぶりを説明。
時給を100円上げるように交渉してくれるように、担当に要求しました。

有能な担当はさっそく動き、1週間ほど後に派遣先と話し合いを持つとのこと。
その時の交渉材料にと、Eの現在行っている業務内容を報告するようにと。

書き出してみると我ながら多い。
中には本来、電気工事士などの有資格者がやることになっている業務もあり。

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もちろんそれもアピールするように担当に伝えました。

そして先々週、派遣会社の担当とEの部署のリーダーとの話し合いが持たれました。
恐らく、この話し合いは現在派遣会社が大幅増員中であることからEの派遣会社にも人集めについてハッパを掛けることが主な目的ではないかと思われます。

そして先週、日付は12月に。
12月は契約更新時期ですが、契約書が月を過ぎて送られてくることは時々ありますが、時給が絡んでいることもあり結果を教えてください、と催促のメールを送りました。

同日に、職場でリーダーがEのところに来て「(担当に)OK出しました。今後もよろしく」と。
あ~時給アップ成功ね、と結果判明。

退勤時間後に担当からも電話があってあっさりOKだったとのこと。無事、時給100円アップが実現
ただ、次回契約の2月からということでした。

現派遣先で在籍1年のEが2度の、計150円の時給アップ
月にすると約2万5千円の収入増。

もちろんこれからも常に収入増を目指していきます。

Eが今回の時給アップを実現した原因は何だったんでしょうか。

①時給アップの価値があることを証明する

まず、勝因のひとつはEの職場でのスキル

Eは1年前に退職した社員の交代要員に、部署では初の派遣社員として入社しました。
Eの部署はざっくり言うと、製造現場のサポート業務です。
職務内容も前任者と同じものが想定されて契約しました。

・やってみると前任者の業務内容はさほど難しくなく、一通りこなすと時間が余るようになる。
・Eは段取りがよく、前任者のようにやり残しを多く残さない。
・工場で使用する製造用具を作ったりする業務については前任者より出来がいいと評価される。
・月の作業ノルマだけでは時間が余るため、他の社員の業務を手伝うようになる。
・顔が知れると製造現場から直で補修などの依頼を受けるようになる。

と、ここまでが時給50円アップしたの半年前

現在、当初契約の業務内容は全作業ボリュームの50%未満
部署の他の社員がこなしきれない部分の業務があちこちからEに流れてきて、そこそこの忙しさです。

ここ数日もそうでしたが、作ったことのないモノ、使ったことのない製造工具・機械もどんどんこなし、できる業務の範囲もどんどん広がっています。

人それぞれ得意なことはあると思いますが、道具を使ってモノを正確に素早く作ることや、仕事の優先順位に応じた適切な段取りはEの得意とする技能のひとつです。

このことから、派遣社員が職場でのスキルを上げるためにはこういうことが言えます。

業務の手空き時間は他業務を覚えるために使う

工場で働いていると常に忙しいわけではありません。
様々な原因で手空きの時間は必ずあります。
そんな時、ほとんどの派遣社員は指示待ちで、指示はあっても掃除などの暇潰し的な仕事に甘んじています。

そんな時間は他の社員やリーダーの仕事をもらいましょう。
きっとみな多くの仕事を抱えて、誰かに割り振りたいと思っているはずです。
でも、

どうせ派遣にはできない

とも思っています。
そんな時は当然できる、という顔をしてまずはやってみましょう。
Eもハードルが高い業務でもとりあえず受けます。
できなくても人に聞きまくってとりあえず完了させます。
これをすると次回はできるようになっているわけです。

他の社員の業務ができるようになれば、その社員が忙しい時にまたその業務が分け与えられるようになります。
業務に習熟し、本来の作業者と同等以上のクオリティでできるようになれば、いつの間にか自分のルーティーンになります。

そうなると派遣社員の価値は格段に上がり、時給アップの強力な武器になります。
Eはこれをこの半年、高速で積み上げてきたわけです。

前任者の仕事のクオリティが低かったことも幸いしたと言えます。

②時給アップ交渉のタイミングを逃さない

Eの派遣先は業績好調で、製造した端からバンバン売れ、受注がこなしきれない状態です。
製造ラインを増やし、日々非正規労働者を増員していますが全然追いついていない状況です。

時給アップ交渉にこれほどいいタイミングはありません。
逆に派遣先が業績不振で明らかに生産減の状況だったとしたら、時給交渉は無理ゲーですよね。
しかも、前回の時給アップから半年経過。ちょうどいいタイミングです。

そして、Eの側にも時給交渉時期をするべき事情が生まれていました。
家族の状況です。

家族が外国、セブに住んでいるE。
コロナ禍によって2年近く会えていません。

それが秋以降の新規感染者の激減。
フィリピンの入国制限の緩和。
それまで渡航時の14日間隔離がネックでした。往復で28日間ホテル隔離で何もできないという状況では渡航は実質不可能でしたが、フィリピン側がワクチン接種者は隔離なしとなり(現在オミクロン株発見で再び隔離あり)いよいよビザ取得準備にかかりました。

直近の記事でも語りましたが、次回のセブ渡航時には事情により1か月ほどの滞在予定
つまり仕事を一か月以上休むことになります。
一旦派遣契約を打ち切られる可能性もありますが、人手不足の現状からいって日本に帰国後に職場復帰できる見込みは大。

もちろん、渡航前に時給アップできれば万々歳、できなければ帰国後に他派遣先、他派遣会社も検討と割り切れます。

時給交渉の材料がそろったら、虎視眈々と交渉のタイミングを計りましょう。

まとめ

派遣社員には時給アップのチャンスが満載です。
工場派遣の場合、スキルの低い労働者を想定して雇用している場合が多く、Eのように他の派遣社員ができない業務を身に着けて自分のルーティーンにすれば「辞められると困る」存在になれます。

その上で、絶妙なタイミングで時給交渉を持ち掛ければ、時給アップは現実的になります。

黙って待っていたら、Eは入社当初の150円低い時給のままでした。
「物を言う派遣社員」になりましょう。

これからも派遣社員の職場での立場向上につながる秘訣を紹介します。
次回をお楽しみに!


エンジニア系のスキルは将来絶対に有望です。
ただ、経験から言って過重労働気味かもですが。

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