派遣の心得

【最新】派遣社員が1か月以上の休みを取る時の派遣先の反応、契約打ち切り?

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さて、いよいよセブへの旅立ち
コロナ禍で会えなかったセブの家族と2年振りの再会。約1か月の滞在予定。
ビーチに行ったり、パーティーを開いたりとイベントの予定も盛りだくさんですが、何よりも家族との当たり前の日常を楽しんでくるつもりです。

それはいいとして、当然ですがその期間、派遣先の仕事を休みます。
帰国後の隔離期間も含めると1か月を超えることになります。

外国に住む家族とのんびり過ごすために1か月の休暇。
普通の会社員ならなかなか言い出せないことかと思います。
では、派遣社員なら?

果たしてEは何の問題もなく、派遣先を1か月も休めるのでしょうか?
今回はこの派遣社員の長期休暇問題についてここまでの経緯について語ります。

休暇願いを申し出る!

派遣社員が長期休暇を取る場合、というか休みの長短に関わらずまずは派遣会社に、または派遣会社と派遣先の双方に休暇を願い出るのが一般的です。
でないと、単なるバックレとみなされて一方的に派遣労働契約を打ち切られたりすることもあるでしょう。

もちろんEも、世の習わしに従って今回の1か月超のセブ滞在のための休暇を早めに願い出ました。


フィリピンランキング

最初の打診

今からひと月ほど前、フィリピンのビザなしでの観光目的の入国が解禁となり、セブにも2月10日から外国人観光客が訪れているようです。

過去の記事でも語りましたが、Eはこの現在のビザなし渡航解禁の規制緩和が予想できず、多額の費用と手間をかけてわざわざフィリピン人の外国人配偶者が取れるビザを手に入れました。

と、今回のビザ申請、実は申請に向けて動き出したのは昨年11月
実はその頃から派遣会社の担当者に、近いうちに家族に会いに行くから1、2か月休む、と打診しておいたのでした。
状況によってはクビになってもかしくない長期の休み。
担当者も少し困り顔。

しかし、Eは自信がありました。
派遣先はEをクビにはしない、と。
なぜならEは今の職場で、少なくとも現場レベルでは辞められては困る存在になっているからでした。
しかも、ちょうどその頃Eは派遣会社を通じて時給アップの交渉をしていて、実際に12月初めには二度目の時給アップが決定していたのでした。

時給アップの経緯についての過去記事です。



Eとしても、現派遣先は通勤可能圏内では最善の職場
セブからの帰国後もなんとしても継続して働きたい
こんな時のためにも職場での自分の価値を高める努力(というか演出)をしてきたわけです。

とはいえ、配偶者が取れる9Aという観光ビザは書類の入手だけでも時間がかかり、取れるかどうかもわからない。派遣先に近い将来の長期休みの事を伝えるのはビザ取得までは時期尚早

そんなわけで、1月末に東京のフィリピン大使館からフィリピン入国のビザが貼られたパスポートが返送されるまで、職場では沈黙を貫いていたEでした。

ビザ取得、休暇を願い出る

ビザが届いたのが1月29日の土曜日でした。
この時点でビザ申請に必要だったこともあり、3月初めの行きの航空券は予約済み。
帰りの航空券はまだでしたが、ほぼ安全に(クビにされずに)現派遣先に復帰できるギリギリの滞在期間は1か月と踏んでいました。
もちろん、滞在期間にプラスして隔離期間も考慮する必要があります。

2022年3月上旬の現状では日本帰国後の自主隔離期間は7日間ですが、1月末時点では10日間で、そのうちの最初の3日間は政府指定ホテルでの強制隔離もありました。
もちろん、オミクロン株は弱毒性とわかって近いうちに各種の規制緩和が行われるだろうという予測もありましたが、とりあえずはその時々の現状を基準に考えるしかありません。

この「隔離期間」とはあくまでも日本政府の決めた期間です。
Eが職場復帰するための「隔離期間」は結局、大手有名一部上場企業であるEの派遣先の独自の規定もとなります。
ちなみに現時点で、Eの派遣先の海外からの帰国者の自主隔離、つまり出社禁止期間は10日と、日本政府の規定より3日も長いです

なぜ政府の規定より長いんでしょうか。
それはもちろん、万が一それでも帰国者が社内で感染を広げでもした場合に会社が、

「うちの会社は政府より厳しく感染防止をしているんだから、それでも感染者がでるのは避けられない事態なんです一切うちの会社に責任はありません~」

と言い逃れるための必要性とはかけ離れた無駄に長い隔離期間だということは間違いないでしょうが、こちらにはどうにもならないことです。

【滞在1か月∔帰国時点での会社規定の隔離期間】= 1か月 + 10日間

これが今回の当初想定していたEのセブ滞在による労働不能期間でした。

有給休暇は?

さて長期休暇を届け出るに当たって、有給休暇を使うのかどうかも問題となります。
現派遣先と派遣会社は、有給休暇については届け出さえすれば問題なく取得できます。
1日2日であれば理由を聞かれることもありません。

と、実はこれは労働基準法で定められた当たり前のことなんですが、現実にはそうではない会社も多くあることをみなさんもよく知っていることでしょう。
Eがかつて働いていた派遣先では別の派遣会社からの派遣社員もいて、その中には一定期間に一定の日数の有給休暇しか取れないと言われていたり、有給休暇分の給料は通常の8割しかもらえないと言われていたりする派遣社員もいました。

もちろん、有給休暇は願い出さえすれば取得できるし、理由が問われることもありません。
普通に1日所定時間働いた分の給料が支払われなければなりません。
その点、Eの派遣会社はこれまでのところ法律はしっかり守ってくれています。

さて、Eの現時点での有給休暇の残日数ですが、15日ありました。
結論をいうと、Eは今回のセブ滞在で残りの有給休暇を全部使うことにしました。
有給休暇だけでは足らないので、残りは欠勤となります。

次回の有給休暇の付与までに半年ほどありますが、それまでは極力休まないようにするしかありません。休めば無給の欠勤となります。
次回は勤続5年半となるので、18日間が付与される予定です。



元社会保険労務士Eが有給休暇について解説した過去記事です。

休暇願いの経緯

さて休暇願い、順番的に当然ながら派遣会社の担当にメールしました。
これも当然ですが、こういった休暇の届け出などの重要な連絡は必ずメールでします。
言った言わないの問題が起こることを防ぐためです。形に残します。
メールでは、ビザを取得しセブ滞在の期間も確定、派遣先には自分から伝えるべきか?といった内容です。

と、担当にメールを送るも3、4日の間音沙汰ありませんでした。
催促のメールを送ると仕事中に返信がありました。

了解、派遣先にはまずEから伝えてくれ、と。
ちょっと驚きました。

派遣社員が1か月休む、これって当然派遣先から見ればやや迷惑な話です。少なくとも現在増産体制で忙しい派遣先にとってありがたい話ではないはず。
そのマイナスな話を伝えるに派遣社員に任せるって、下手な言い方をしてこじらせないかとリスクになるはずです。
それをEに一任すると。

ただ、担当からするとEならそのへん信頼できる。下手すると担当よりも上手く事を運んでくれると見込んでくれていたのかもしれません。

善は急げ、E自身も早くこの問題を片付けたかったのですぐに所属の部署のリーダーに今回の休暇を経緯も含めて、1か月+隔離期間の休みを取る旨を伝えました。

派遣先部署リーダーの反応

その時のリーダーの反応ですが、

快諾でした。

プライベートを優先してくれ、と。
復帰も何の問題もない、と考えているようでした。

もう一度言いますが、Eは現派遣先で仕事の質量ともに一般的な派遣社員の平均をはるかにしのいでいて、なくてはならない存在になっていました。
そのリーダーはもともと部下の休みなどについて、プライベートを尊重してくれる傾向がありましたが、それにしてもこれほどあっさりと嫌な顔一つせずに1か月の休みが通るとは思っていませんでした。

とりあえずリーダーの反応をメールで派遣の担当者に伝えました。
すぐに「よかったですね」と返信が。
わかってます、言いにくいことをEが言ってくれて、しかも(この時点では)丸く収めてくれて安心したことでしょう。

が、Eはまだ安心してはいませんでした。
なぜなら、派遣社員の人事についてリーダーが全権を握っているわけでは決してないことを知っていたからでした。

派遣先企業としての反応

同日午後、リーダーに呼ばれたE。
人事からのEの処遇についての現時点での決定を聞かされました。
それによると

・派遣社員が1か月以上勤務できない場合、契約は一旦解除となる
・基本的に帰国後の復帰は可能とする

という2点でした。

リーダーからは最初にした回答は軽率だった、と謝罪がありましたがEには予想通りでした。
人事からはEがいない休みの間の穴埋めはどうするか?と聞かれたそうですが、リーダーは「1か月以上休んでもEさんに復帰してもらった方がメリットがある」と答えてくれたようです。
ありがたや。

ともあれ「もういらない」とお払い箱にならずに済んだのはよかったと言えます。
Eの日ごろの行いのおかげでそれを防げた、とも。

そして契約解除

といった経緯でEはいったん契約解除の運びとなりました。
最終日にはデスクやロッカーを空に、ロッカーのカギは返却。
作業着も翌日派遣会社に届けました。クリーニングして返却するとのことで、クリーニング代はE持ちに。
クリーニングに出すのは帰国してもEが復帰できないことが確定したらにするよう交渉してもらいましたが却下でした。
このあたりのまるで追い出すかの扱い、何としてもEに復帰してもらいたいリーダーからは申し訳ない、と一言もらいました。

以上が、今回の派遣社員Eの長期休みに対する扱いに関する経緯のすべてです。
帰国後に再契約になるのかどうか、まったく予断を許しません。その時点での状況次第でしょう。
派遣先でも現場と人事とで温度差が全く違います。

まとめ

現在、Eはセブに渡り2年振りに会えた家族と超ハッピーに過ごしています。
確実に職場復帰したければ、セブの滞在をもっと短くすればいいんじゃないかと思うかもしれません。
Eはこの先の人生、仕事や収入より家族と一緒に過ごすことを大切にすることに決めていますから、1か月という滞在はEにとって最低限度、譲れない線です。
当初はビザで滞在できる2か月を考えていたくらいです。

1か月以上休む派遣社員は一旦契約解除
ともあれ、これが大手有名一部上場企業の人事の長期休みを願い出た派遣社員に対しての処遇でした。
当然ともいえますし、個別の事案を考慮してもいいんじゃないかとも思えます。
Eはただ決定に従うのみです。

当事者のEにとっては契約の一旦解除は大した問題ではなく、帰国して復帰できさえすれば全てOKです。
この記事の投稿をもってセブ滞在中はこの問題について一切考えないこととします。楽しむことに集中します。
今から約1か月後、Eの派遣契約についての結果については追って記事にて報告します。
次回をお楽しみに!


フリーランス、というか在宅ワークに憧れます。いつも家族と一緒にいれますよね。

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