セブ・マクタン島のビーチリゾート

派遣社員の家族

【近況】派遣社員の家族 長年の悲願、セブの家族の日本移住に向けて!

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猛暑が続きますが、もうすぐお盆ですね。
派遣社員Eの今年のお盆は、セブで過ごします!

パパEだけが一人日本に住むE家族ですが、今年も4~6月にかけて妻と娘が日本に滞在するなど、頻繁に往来してはいます。
Eも今回のお盆セブ旅はお正月旅行以来となります。

さて、そんなリモート家族でしたがいよいよ妻と娘の日本移住が視野に入ってきています。
そうなると様々な変化が起きるはず。
というわけで今回は、割と特殊なE家族のこれまでと今後の展望などについて語ります。

セブの妻と子の日本移住

日本人は世界で比較すると格段に海外旅行も移住もハードルが低いです。
日本のパスポートは先頃、世界最強の地位から世界3位に陥落したそうですが、それにしても世界中ビザなしで渡航できる国がほとんどです。

が、外国人が日本に入国となると、例えばフィリピン人にとっては10日間以内の観光目的の短期滞在でも面倒な書類を提出してビザを入手する必要があります。
しかも申請する本人が用意する書類だけでは足らず、日本に定住している「招へい人」「身元保証人」が必要となります。
Eは何度も経験していますが、むしろ申請人本人以外が用意する書類の方が多いくらいです。

セブの妻と娘はその「短期滞在ビザ」でこれまでに何度も日本に30~90日間、日本のEの自宅に滞在してきました。
もちろんEが「招へい人」「身元保証人」です。
そして、これまで様々な事情から実現していませんでしたが、ようやく長期滞在ビザの申請をする運びとなりました~。

と、家族が外国人か、その方面の仕事をしている人でもなければほとんどの日本人は知らないであろう外国人の日本入国ビザ事情
短期滞在ビザ長期滞在ビザって何が違うの?というのは当然の疑問かと。
簡単に解説します。

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「短期滞在ビザ」と「長期滞在ビザ」の違い

さて、「短期滞在ビザ」と「長期滞在ビザ」は何が違う?
フィリピン人が日本滞在するための、今回は数あるビザの種類のひとつ「日本人の配偶者等」のためのビザ基本情報とE家族が直面する違いについて比較するとこうなります。
ビザの種類によっても規定は異なるので、あくまでひとつの例です。

短期滞在ビザ長期滞在ビザ
(配偶者等)
滞在期間90日以内90日以上
申請先日本大使館、領事館入国管理局
就労の可否不可可能
健康保険加入不可必須
身分証明書パスポート在留カード
住民登録・住民票適用なし適用
日本の義務教育対象外就学可能
銀行口座基本作れない作れる
厚生年金の3号被保険者対象外対象

こうして見ると言えることは、

長期滞在ビザがあれば日本でほぼ日本人と同じ生活ができる

ということになりますよね。

不自由な短期滞在

妻と娘が短期滞在ビザで日本で生活していると、一般の日本人の生活と違って不自由を感じる場面がこれまでいくつかありました。

が日本の幼稚園や保育園に通えない
・妻が歯の詰め物が取れても医療費が10割負担で歯医者に行けない
・妻がEの厚生年金の3号被保険者になれない

などです。

娘の幼稚園・保育園問題
現在、娘は日本の年長に当たる5歳の娘。
この4~6月に日本に短期滞在していましたが、住民登録していないと幼稚園や保育園には通えません。
来年4月には日本の小学校に通う時期になりますが、当然長期ビザによる滞在でないと正式に小学校に通うことはできません。

 先月、無事セブの幼稚園を卒園した娘K



次に医療費の問題。
これまでの短期滞在では幸運にも、妻と娘は病気も怪我もなく過ごして来れました。
が、先の滞在で遂に問題発生
妻の歯の詰め物が取れたのでした。

Eも経験がありますが、詰め物が取れるとその虫歯の程度によっては、ものを噛む時に痛みを感じます。妻も食事の時にいくらか痛みがあったようです。
健康保険証がない妻は日本の医療機関にかかると10割負担、かなり高額になります。

幸い帰国までの残り日数がそれほどなかったから、妻には我慢してもらって帰国後すぐにセブの歯医者で治療してもらいました。
Eとしても二人がどうしても治療が必要な場面があれば、どれほど高額でも医療機関に連れて行く覚悟はありましたが、それにしても医療費の問題は毎回の懸念事項でした。

そして、厚生年金の3号被保険者に該当しない問題。
配偶者のいる労働者なら知っている通り、夫が厚生年金の被保険者として保険料を支払っている場合、妻が、夫に扶養されているなどの一定の条件下では「3号被保険者」として本人は保険料を支払わなくても国民年金の支払期間としてカウントされます。

ところが妻は日本国内に居住していないと3号被保険者に該当しません(2020年4月改正)。
年金加入の要件は「日本人」であることではなく、「日本に居住」していることなので、外国人労働者も年金の保険料を払っているし、条件を満たせば将来年金を受け取れます。

妻は過去に技能実習生として厚生年金の保険料を支払っていた期間があります。日本で年金加入を再開すれば、将来妻も年金受給ができる可能性があります。

この他にも様々な場面で短期滞在者、言い換えれば「単なる旅行者」という立場ではできないことや不便なことがありました。
長期滞在ならそれらの問題が解決でき、その上

家族が日本で安定して一緒に過ごせます!

苦節6年、ようやく長期滞在ビザの準備段階に入りました~

特に、娘はこの2023年8月からはセブの小学校に進学しますが、遅くとも来年4月までには移住を済ませて日本の小学校に通わせたいです。
実現すれば、娘は普通よりだいぶ長めの小学1年生を過ごすことになるでしょう。

長期滞在ビザの申請

そしてようやく、万難を排し、妻と娘の長期滞在ビザの申請をすることにしました~

申請が可能になった要因の一つとして、二人のお兄ちゃんがシニアハイスクールの年齢になり、妻が日本に移住しても二人がセブで自活できそうになったこともあります。

実際、これまでEが見てきたセブの子供って大概そうですが、二人のお兄ちゃんも幼いころから娘の面倒をみたり、親の家事全般を手伝ってきているし、あと数年後には二人とも成人ですから自分たちで問題なくやっていけそうな感じは充分あります。

ただひとつ、E家族がセブでやらなければならないことが残っています。
それがある程度終わりさえすれば移住です。
その時期は概ね今年の終わり頃と見ています。それまでにビザ申請のための「在留資格認定証明書」なるものを入手するために書類集めをしています。

そのためにも、このお盆にEは、

セブに行きます!

もちろん家族と一緒にあちこち遊びに出かけます!

前回のお正月旅行では休業中で行けなかった「SUGBO MERCADO」というナイトマーケットにも行きます。
ここのところ家族で恒例となっている山岳カフェにも行きます。
もちろん、ビーチリゾートにも行きますよ!

早くお盆になれ~!

リモート家族、娘が1歳の頃のYouTube動画

まとめ

妻が娘の出産のためにセブに帰ったのが6年前。
それ以来の長きに渡るリモート家族状態。
コロナ禍の時期には2年以上も家族に会えないこともありました。

ずっと待ち望んでいた日本での同居
ようやく視野に捉えることができました。

なぜずっと離れて暮らしているの?
っていう疑問を持つ人もいるでしょう。
リモート家族を強いられてきた最大の要因については全てが解決したら、当ブログにて解説する予定です。

今後も50代派遣社員の家族についてお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!

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