派遣社員の起業

セブでリモート起業1年経過の道のりと展望 将来はパン屋の主人?

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日本で一人暮らしをしながら、セブの田舎に住む妻とリモートでスローな起業を始めたEです。
昨年2021年の1月にある本がきっかけで思い立ち、セブで専業主婦をしていた妻が実行役として開始したSari Sariストア

セブの自宅裏のスペースで、わずかな品数で始めた店舗も少しずつ設備を拡大
1年経過した今ではすっかり地域の人々のご愛顧を頂いております。

そんなE家族のスロー起業の1年を振り返ってみます。

Sari Sariストア開業当初

そもそもの始まりは1年前の正月休み。
TSUTAYAで本を立ち読みしていた時でした。
何気なく手に取ったこの本が長年、起業に踏み切れずにいたEを突き動かしてくれました。

しょぼい起業で生きていく 持続発展編 [ えらいてんちょう ]

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感想(1件)

『しょぼい起業で生きていく』えらいてんちょう著
書名と著者名からしてゆるいこの本こそ、起業のハードルを劇的に下げてくれる本だったのです。。
それまでEが抱いていた、完璧な形でないと起業してはいけない、という幻想を打ち砕いてくれたのでした。

「しょぼい起業で生きていく」の書評記事です。



この本によると、「しょぼい起業」の手法はこうです。

・例えば食事を多めに作って余りを売る、などの「生活の資本化」を基本とする。
(生活の資本化=まず自分が消費⇒余った分を販売
・例えばガレージに停まっている車を有料で貸し出す、などの「資産の資本化」をする。
(資産の資本化=すでに持っているものを使ってお金を稼ぐ)

Eの起業もまさにこの教科書通りでした。

・Sari Sariストアを、家の裏で開業
 (もともとコインWi-Fiを設置してあっていくらか客があった)
・(当初は)家で消費する食品、日用品の半年分以内の在庫で営業
・(不定期で)その日のおかずを商品として販売

などの極力、初期投資がかからない、在庫を持たない、を基本に始めました。
初期に投下した設備投資は、とりあえず雨風を防ぐための家の裏の囲い。

そして商品在庫の買付け
妻が車で1時間のところにあるセブ市街の、日本でいうと業務スーパー的な大型スーパーに。

Sari Sariストアとは、フィリピンの小売りシステムの末端にあって、大型スーパーで買付けた商品を個人の商店で数ペソの上乗せで販売するというもの。件数も非常に多くあります。
つまり、

利益が非常に少ない、

わけです。
商品の仕入にガソリン代もかかるから利益はさらに減ります。
そこで、Eは食品や日用品の販売の他に、何かしら利益率がいい商品やサービスを同時に提供する案を色々と考えました。
例えばこれです。

リサイクルショップ 近所の人々から不要品を買い取って販売する。
タピオカドリンク 1年前はセブでもちょっと流行りが続いていた。

リサイクルショップは妻が反対
どうせゴミ同然のものしか集まらなくて売れない、とのこと。
とりあえずやってみて、と説得するも強く言うとケンカになる。要するに妻の好みに合わない
却下。

ただ、娘が小さい頃に使っていた服やおもちゃを店で売却しました。
あっという間に売れたから需要あるはずなんですけどね~
このように、結局実行者である妻が主導の起業となっていくのでした。

タピオカドリンクは、当初妻も乗り気でした。
妻考案のフルーツ味を試作したりもしてみました。
何度か店で販売。
が、先細り
時々思い立って仕込みをして販売しますが、時々

ま、子育てしながらだからで手が回らないんでしょうね。
Sari Sariストア自体は妻の工夫や努力もあり、過疎地帯にもかかわらずそ着実に売上を伸ばしているようです。
コスメ関係など、セール品をそこそこ利益を上乗せして売ったりもしているようです。

その他商品・サービスについては引き続き、いろいろと試しました。
ホットドッグや焼売、アイス、などの販売もしましたが単発のものがほとんどです。


人を雇えばいいんじゃないかと思うでしょうが、雇いました。
というか今も雇っています。

一時、妻の親戚の中学生の女子を家に住まわせて店の接客や娘の世話をしてもらっていました。
コロナ禍が始まって以来、現在に至るまでセブの全ての学校は対面授業を中止しているからこそ可能でした。
賃金は家に住まわせて三食付きなこともありかなり安めに。

が、やはり中学生ということもあるのか妻が仕事ぶりに難色
娘もイマイチなつかず。
1か月ほどで解雇に。

今は近所の高校生の女子を雇っています。
今回は妻も満足、娘も大好き、だそうです。
妻が買い出しや学校でセブ市街に行くことが多いから、従業員がいると妻も安心して出かけられます。
高校生と中学生のお兄ちゃんもいるんですが、昼間はリモート授業があったり、遊びに出かけたりとお兄ちゃんたちだけではやや不安なもので。

ちょっとした子供のおもちゃも売っています。
これは風車。

これはメンコかな?
駄菓子屋化してます。

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カラオケサービス開始

家の横が斜面になっているんですが、一段高いところにスペースがあります。
子供が遊んだり、パーティーを開くときの会場にしたりしていました。


妻の親族がなぜかカラオケマシーンを買って、Eの自宅に置いてあります。
これを利用させてもらいました。
1時間いくらでカラオケサービス
軽食、飲料の提供もあり。

週末は結構お客さんが集まります。
とはいえ、大した儲けにはならず。
しかも始めは屋根がなかったから雨の日は営業不可

妻が屋根をつけたい、と強い要望。
でも、ROI(Return on Investment、投資利益率)を考えるとカラオケだけではどうにも元が取れない。
妻との妥協案で、カラオケ以外に別の商品・サービスの提供もするということで屋根を建設

そして、少し前の記事でも述べましたが、このスペースでハンバーガーを販売することにしました。
小さめのハンバーガー用の鉄板を購入して、この1月から営業開始。

と思った矢先にやって来たのが、先月のスーパー台風オデッテでした。

スーパー台風の爪痕

フィリピンを横断し、ミンダナオ、セブなど広範囲に大きな被害を与えたスーパー台風オデッテ。
Eの自宅も強烈な風で屋根に大きな損傷。
店の商品も散乱

本来ハンバーガーショップの開店予定だった現在でも停電が続いています。

そしてこの度の台風ですが、停電もさることながら断水が市民の生活に重くのしかかりました。

セブの水事情

水といっても日本以外の外国では二種類あります。
シャワーや洗濯などに使う生活用水と、飲んだり料理に使う飲料水です。

生活用水は市街地では上水道があったり地下水だったりします。
田舎に建てたEの自宅では井戸を掘ってポンプで地下水をくみ上げています。

飲料水は大半は1ガロンの大きなプラスチックの樽をディスペンサーにひっくり返して使います。過疎地帯といえど業者が配達してくれます。
その他、スーパーやコンピにで売っているペットボトルです。

台風直後はその両方が不足しました。
市街地の上水道も止まり、地下水も停電でポンプが動かず。
手動の井戸には入れ物を持った人々の長蛇の列。
販売用の水も軒並み売り切れ、と。

Eの自宅も停電でポンプが動かず。
生活用水はお兄ちゃんたちが近くの川の水を汲みに。
そして飲料水は、

店の在庫が大量にありました。

このタイミングで店をやっていて本当によかったです。
妻はかねてから10ガロン単位で水を仕入れて販売していたため、1か月以上は持つ飲料水の在庫を保有。
とりあえず水は自家用としてキープしました。
食料も店の在庫の米、インスタントラーメン、ビーフン、乾麺、缶詰、お菓子と豊富。

災害に備えて水の備蓄はありすぎるということはないようです。
この日本でも。

今後、台風被害の復興に伴ってハンバーガーショップも開店の運びになっていくでしょう。

妻がベーカリーの学校に

現在進行中のSari Sariストアとは別に、中長期的な戦略も進んでいます。
最近の記事でも語りましたが、妻が先月からベーカリーの学校に通い始めました。
クッキー、ケーキ、パン、その他スイーツと幅広く教えているプロを養成する学校です。

学校の実習が始まってさっそく台風被害とクリスマス休暇で授業は現在ストップしています。

https://twitter.com/workerE2/statuses/1470354909828890625

これも最近の記事でも述べましたが、将来的にパンを中心としたベーカリーショップを始めようと考えています。
とりあえず自宅でパンを中心に開業して、上手くいけばセブ市街で店舗拡大、というのが青写真です。

妻が学校で教わった技術は、お兄ちゃんたちやEにも伝授してもらう予定です。
Eも将来はパン屋の主人、かもです。

最近の記事です。セブの台風被害と最近のリモート起業の動向について語っています。

まとめ

はっきり言って、昨年はSari Sariストアを始めたものの利益率を上げる次の展開に至っていたとは言えませんでした。
将来的に事業が家計を支えられるようにするためには、Eが現地で直接舵取りをしなければ!

台風被害で先延ばしになっていた、Eのセブ行きのビザ申請
書類の準備が気が遠くなるほど面倒でしたがほぼ揃ってフィリピン大使館の申請前チェックを受けているところです。
いよいよ行きますよ、Eは、セブに!

これからもEのリモート起業の様子をお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!

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