みなさん友達いますか?
いますよね、ほとんどの人は。
でも、友達いない人って結構いるんじゃないでしょうか。
思い返せばEは友達が一人もいない期間がこれまで何度かありました。
今現在はというと友達は一人もいません、地元には。
ということは外に出かけるとなると常におひとり様。
誰かと出かけるのはセブに住む家族が日本の自宅に滞在している時、だけ。
あることをきっかけにそれまでの地元の友人と疎遠になったからなんですが、このおひとり様生活、友達がいた頃の生活と比べてどうなんでしょう。
そんなわけで今回は50代男子のおひとり様生活のデメリットについて語ります。
Eのおひとり様生活
Eの家族はフィリピンはセブ島に住んでいて、Eは日本で一人暮らし。
妻と娘は時々日本のEの自宅に数か月滞在して一緒に過ごしますが、ほとんどの時間Eは日本の地方の自宅でひとりです。
そして現在、出かける時は100%一人です。
しかも外食はほぼゼロなんで、生活必需品の買い物くらいしか外出しません。
どうせコミュ障で他人と一緒にいるのが苦痛なんだろ?
性格が悪くて他人に相手にされないだけだろ?
と思うかもしれません。
ま、確かに性格のせいでEなんか相手にしたくないという人も中にはいるかと思いますが、今から7年ほど前まではEにも地元の友達がいたし、よく飲みに出歩いたりしていました。
いくつかの友達グループがありました。
ひとつは最近はだいぶ廃れたけど当時流行していた日本産のSNSで知り合った地元のバイク好きのグループです(既にバイクは乗らなくなっていましたが)。
もうひとつは失業中に通ったポリテクセンター(職業訓練校)のクラスメイト。半年間の教習中、毎日顔を合わせているうちにめっちゃめちゃ仲良しになって、その後数年も頻繁に集まっていました。
Eがコミュ障かというと、自他ともに認めるコミュ強です。
人見知りなし、知らない人にも平気でこっちから話しかけられる。レストラン勤務や日本語教師の仕事で身に着けた雑談力も高い。
当ブログの、20年前のアジア放浪旅行シリーズを読んだ人はご存じかと思いますが、海外に出ても友達作りまくってました(ただしパリピの人たちはやや苦手)
約20年前のバンコクの公園 高校生たちとギターでセッション
⇒ 写真の記事『人生を変えたアジア放浪旅行、旅立ち準備編 こうして英語を始めました 』はこちら
ではなぜ、今現在は地元に1人も友達がいないのか。
あることがきっかけで、友達との集まりに参加しなくなりました。
そのきっかけとは、妻との出会いです。
え、なぜ?と思う人もいるだろうし、心当たりのある人もいるかと思います。
そう、妻は嫉妬が激しい性格でEが常に目の届くところにいないと浮気を疑って不機嫌になるからでした。
妻の浮気疑いは、毎月の周期的なもののせいもあるのか、時々妄想がひどすぎるとも思えることがあるんですが、つきつめると妻がEを好きすぎることが原因なんで、結局こっちが折れています。
一応断っておきますが、妻とつき合ってからは一切そういう方面のことはしていません。
初めの頃は何度か友達と飲みに行ったりしていたんですが、とにかく妻(当時彼女)の機嫌が悪くなるし、飲み会の間も何度も電話がかかって来るし、帰ってからもあれこれ尋問される、というとにかく行かない方がマシと思えるような体験を繰り返します。
それで1年もするとEはすっかり友達と遊びに行くことは諦めてしまいました。それが何年も続けば当然友達たちとはば完全に疎遠になります。
そして、今に至ります。
「友達」が一人もいないかというとそんなことはなく、います。
セブの妻の親族やコミュニティの人々はもちろん友達です。
一緒にパーティーしたりカラオケしたりするのはめっちゃ楽しいです。
台湾での日本語教師時代の台湾人の友達もほとんど疎遠になりましたが今も若干います。
みんな遠くに住んでいるので長年会ってません。。日本に住んでいる友達もいるけど、かなり遠くに住んでいます。
一人暮らしで一緒に遊ぶ友達もいないなんて悲惨、と思う人もいるでしょう。
そこで、現在50代のEのおひとり様生活は友達がいた頃と比べてどんなデメリットがあるのか?
検証してみます。
おひとり様生活のデメリット
おひとり様生活、地元に1人も友達がいないことのデメリットがこれです。
①単純に飲み友達がいない
②物品の直接売買、やり取りができない
③地元の情報が得にくい
④ずっと家にいると不健康
と、これくらいかなと。
①単純に飲み友達がいない
確かに「日本人」「地元」「男性」(当然女性は論外)という共通点があり気の合う友達とお酒を飲んでしゃべりたい、という気持ちはあります。
が、家にいる時間は何度もセブの家族とスマホでビデオ通話しています。これ、至福の時間です。
5歳の娘はスマホ越しだとあまりパパの相手をしてくれませんがそれでも幸せ感じてます。
というわけで、このデメリットはまあしょうがないかなと。
夫婦円満、家族との時間。
これは今のEにとってこの上ない幸福の根源であって、なにものにも替え難い存在ですから。
ただ、逆に飲み友達がいないことで大きなメリットもあります。
飲み友達がいないメリット
Eは飲み会となるとついつい飲み過ぎてしまいます。
先日も家族の日本滞在中に東京の親族と会食した時にビールをピッチャーひとつ飲んで翌朝頭が痛くなるということもありました。
楽しい席で飲んでいると歯止めが利かなくなります。
よく飲み歩いた当時は健康診断の肝臓の通知が基準値越えだったりしたんですが、今は改善してかなり健康的な数値です。
つまり飲み友達がいないおかげで深酒をしてしまう機会が激減して、健康的になったという。
それにしても年間通じて1日平均ビール1本(350ml)は飲んでいるのに肝臓が健康を取り戻すなんてEの肝臓すごい。
そしてもうひとつのメリットが「浪費を防げる」です。
一回飲みに行けば5千円は下らないし、地方で飲みに行けば帰りにタクシー代なり運転代行代なりで数千円が飛びます。節約効果は絶大です。
Eは家でもお酒を飲みますが、家での晩酌の数倍の浪費をしていたわけです。
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②物品の直接売買、やり取りができない
これ何のことかというと「いらなくなった物の友達同士でのやり取り」ができない、ということです。
今、Eの家には赤ちゃんのおむつ、約100枚入った大箱が二箱ほどあって使い道がありません。
娘が1歳の終わりごろに買ったんですが、その後娘はコロナ禍で3年間日本に来れず。おむつごときをセブに送るのも送料がもったいない。
そうこうしているうちに娘はとうにおむつ卒業していて、完全に余っている状態です。
この大量のおむつ、地元に友達がいれば誰かしら赤ちゃんがいる人にあげたり安く売ったりできるのになと思います。
ただ、おむつ以外にやり取りするものはそんなに思い当たらなくはあるんですが。
③地元の情報が得にくい
何事もネットで調べられる現代でも、地元の生の情報って必要じゃありませんか?
例えば、「今年の花火大会開催されるの?」とか「新しくできたあの店どう?」とかいった他愛のない情報交換がもっとできればなあ、と思っています。
まあ、派遣先の職場も地元情報のソースではあるんですが、職場でEが仲がいい人はEと同世代かそれ以上の男性がほとんどで、若い世代からの情報が得にくいんですよね。
④ずっと家にいると不健康
Eは仕事以外の時間はまさしく、ずっと家にいます。
必要があって外出する時も滞在時間は最小限にとどめます。妻が不機嫌になるからです。
家にずっといると不健康では?と思いますよね。
確かに不健康かも、と考えられるふしはあります。
「スマホ脳疲労」と呼ばれる症状があるらしいです。
スマホを使いすぎると脳に大量の情報が入って来て、脳が疲れて情報の処理が上手くできなくなってきたり、物覚えが悪くなったりするとのこと。
心当たりがあります。
Eは休日といえば、こうしてブログを執筆したりYouTubeやSNSを見たり、発信したりしています。一日中スマホかパソコンを見ています。
月から金まで働くと、一番疲れているのはもちろん金曜日なんですが、なぜか月曜日に帰ってくると疲労感がひどくて、晩ごはんを食べるとすぐに強烈な眠気が襲ってきます。
結果、うたた寝をして夜中に妻からのコールで起こされたりします。そんな時、妻はたまに怒ってたりします。
これ週末に蓄積された脳疲労を疑っています。
火曜日は仕事が終わってもそんなに疲れていないんで、週末の脳疲労が月曜日にスマホもパソコンも見ないことで回復した?
単なる仮説ですが、あり得ますよね。
これ、もしかしたら休日に出歩かないことの弊害かもです。
まとめ
地元に友達がいない、というプチ悩み。
ま、Eは友達は作ろうと思えば作れると思っているんで、妻次第です。
最近妻に苦情をいうと「私が会ったことがある人(もちろん男子限定)となら出掛けてもいいわよ」とのこと。
現状難しいんですけど…
将来的に妻と娘と日本で一緒に住む予定ではいるんですが、これまでのところそのための段取りが遅れています。
やっぱり程よく友達を作って交流(飲み会)したいです。人としゃべるの大好きです。
と、これからも50代男子の悩みについて語っていきます。
次回をお楽しみに!