派遣の健康

【悲報】尿管結石に罹ってしまいました! 派遣社員の腎臓は大丈夫か?

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最悪でした。
私、派遣社員Eは先日職場で急にお腹に激痛が。
痛みの箇所がどう見てもお腹、胃だったんですが違っていました。
激痛がすることで有名な「尿管結石」が原因でした。

昨年2024年11月の定期健康診断で腹部エコー検査に「腎石灰化」に「腎嚢胞」があるとの診断を受けていたE。以来、腎臓の健康には何かと気を配っていたにもかかわらず、やってしまいました。

今回は派遣社員Eが尿管結石に罹った顛末について語ります。

昨年の健康診断についての過去記事です。

突然の尿管結石発症!

先日、朝からだいぶ暑い日でした。
車で出勤すると割と早く着いたので、休憩所にあるドリンクのディスペンサーで「ゆずレモン」的なドリンクを少量飲みました(1回押すと自前のカップに少量だけ出ます)。

さて始業時間。
まずは朝礼が始まります。
連絡事項を伝える5分もかからない朝礼中にお腹が痛み出しました。

実はこの一週間ほど前
同じような箇所に軽い痛みを感じていたのでした。
それも同じく始業直後に。「あれ?お腹痛い」と思ったものの、痛みは大したことはなくすぐに引いていきました。
たまたまですが、そのときも休憩所の「ゆずレモン」を少量飲んでいたのでした。

「え、またゆずレモン?」とお腹が痛い原因に疑いを持つE。
それは結局ただの偶然で、この痛みは胃腸となんの関連もなし。しかし、この後もEは痛みが胃としか思えない部位だったせいで、ずっとゆずレモンと胃痛の関連を疑い続けるのでした。


実際は真逆で、レモンにはクエン酸が多く含まれていて、結石の主な原因であるシュウ酸カルシウムの結晶化を強力に抑制するのだとか。
ただ、ジュースとしての「ゆずレモン」にクエン酸が多く含まれているかは不明。
ともかく、ゆずレモンに一切罪はありませんでした。

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激痛に耐えた一時間余

朝礼中に感じた痛みは作業が始まってからも引かず、かえって痛みが増し、やがて激痛に変わります。
「でも、前回はすぐに痛みが引いたしな~」と、苦悶の中で作業をしながら回復に期待をかけるE。
そのまま1時間ほど作業を続行するも、いよいよ痛さでしゃがみ込みます。

ついに我慢の限界
リーダーの社員に「お腹が痛いんで病院に行きたいです」と。
リーダーは会社の派遣担当の人に連絡。とりあえず庶務に行くようにと。

この時Eが考えていたことがこれ。

胃がこんなに痛いなんて普通じゃない
これはきっとを飲んだに違いない。あの「ゆずレモン」が原因では?

と。

Eはなおも胃が痛んでいると思い込んでいて、「救急車呼んでいいですか?」と聞くつもりで庶務に向かったのでした。もちろん自力で車の運転はできそうにないし。
すると庶務の人は「派遣会社の人を呼びましたよ」と。

まあいいか。
と思ったものの、派遣会社の担当も急に呼び出されてもすぐ来れるものでもない。
30分ほど応接室で苦しんだ末、派遣会社の担当の車で病院に。
行先は、以前Eが胃カメラ検査を受けてピロリ菌が見つかり除菌治療を受けた消化器内科医院。職場からは10分ほどです。

ピロリ菌除菌治療について語った2021年の過去記事です。

病院に到着

病院に着いて受付で「胃が痛いです、激痛です」と間違った自己診断を伝えました。
問診票にも「胃痛」に丸を付けたE。
スタッフが具合を聞きに来ました。
「どこが痛いですか?背中ですか?」と。

後から考えると突然の激痛とあって、スタッフは即「尿路結石」を疑っていたことがうかがわれます。
ただ、実際に痛みは腎臓がある背中側ではなくお腹
ここが痛いです、と激痛のするお腹のやや左側を指します。

と、Eはに電話して病院に来てくれるように伝えます。
忙しい派遣会社の担当をいつまでも拘束するわけにもいかず。

この時点でもう正午も近く、診察待ちの患者さんはあまり残っていませんでしたが、シートでうずくまっている激痛患者ということで早めに診察に呼ばれました。

医師の診断

診察室に入って、約二年ぶりにお会いした医師。
この方には三年前に胃カメラ、二年前に大腸カメラも診てもらっていて、Eのすべてを見られたも同然。
二年前の大腸内視鏡検査についても過去記事で詳細に語っています。

さて今回の診断、医師は開口一番「たぶん尿管結石ですね」と。
急に激しい痛みが出た場合、まずは結石を疑うとのこと。
まずは尿を取るようにとカップを渡されます。

なるほどカップの中の尿の色、濁り、正常な尿とは程遠いものでした。
なんとなく血液が混じったような、全く透明ではない濁った尿。
再度診察室に呼ばれると医師は「やっぱり尿路結石ですね」と、納得の診断結果。

治療法としては、とにかく「水をたくさん飲んで結石を流す」とのこと。
薬を三種類処方されました。
これです。

①ウロカルン錠 腎結石や尿管結石の排出を促進する薬

②チアトンカプセル お腹のけいれんや痛みを抑える薬

③ジクロフェナクナトリウム坐剤 また尿管結石を発症した時に痛みを抑える坐薬

とりあえずは今できた結石を排出することが先決ですが、確かに尿管結石、はたまた腎結石はまたできるかもしれません
なにしろ昨年の健康診断でも「腎石灰化」があるとの診断を受けていたわけです。

③の坐薬を入れれば激痛も15分ほどで収まるとのことで、とりあえずこれがあればなんとかなります。
とはいえ、坐薬は暑い夏は室温でも溶けてしまうので自宅の冷蔵庫で保管
職場で再発したらヤバいですが、ないことを祈るしかありません。


妻がもうすぐ着くとのことで、派遣会社の担当には帰ってもらいました。
激痛は少し収まってきています。

妻が到着し、妻の車で職場まで送ってもらってEは自分の車で、妻と二台で帰宅します。
その日は有給休暇にしてもらいました。
途中Eは処方箋薬局へ。

自宅で昼ご飯を食べて、坐薬以外の薬を飲んで、寝ます
翌日は何事もなかったかのように痛みが引いたので、普通に出勤しました。

「尿管結石」と「尿路結石」の違い

ところで、Eは医師から「尿管結石」と診断を受けた時「尿管」って聞き慣れないな、と違和感を感じました。
聞き慣れている単語は「尿路結石」
「尿管結石」と「尿路結石」は何が違うの?

調べてみたら「尿路結石」の方は腎臓から尿道にかけての長い道のり「尿路」で起こる結石の総称でした。

画像引用:みちかぜクリニックHP 「尿路結石」



つまり、「尿路結石」には「腎臓結石」、「尿管結石」、「膀胱結石」、「尿道結石」といった種類がある、ということのようです。

尿路結石の予防

ちなみに、Eの同僚派遣社員で60代になろうかというタツカワさんは、三度の尿管結石と一度の腎結石に罹ったことがあって、腎結石を発症した時は手術を受けたとのこと。
それだけ罹るって、予防しようとしないのかって思いますが、聞いてみると現在も特に予防はしていないとのこと。

Eはもう二度と罹りたくないし、なんなら昨年「腎石灰化」の診断を受けた時から予防を始めていました
YouTubeの医学動画などでも情報を得て、このような予防をしていました。

シュウ酸が多く含まれるほうれん草やチョコレート、緑茶などは摂らない。ただ、コーヒーを減らすのはムリ。
②水はそれまでより1.5倍くらい飲むようにした。
カルシウムを摂るためにヨーグルトを(たまに)食べる

など。

ところが盲点がありました。
実は最近、ダイエットにいいかもと妻とドン・キホーテで買ったミックスナッツを食べていました。
これです。

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こういうのって、食べ始めると止まらなくなりますよね。
そう、爆食いをしていたのです。
アーモンドなどのナッツはシュウ酸を多く含んでいるとのこと。
十中八九、今回の尿管結石の原因は「ナッツの爆食い」です。

ただ、ナッツはコレステロール予防やダイエットなど多くの効能を持つ食品なので、尿路結石の心配のない人なら健康効果抜群だと思われます。
とりあえず、Eにとってはまた食べられない食品が増えたわけです。

まとめ

実は、その後も仕事中などに今回激痛が走った箇所がチクチク痛んだりしています。
水はそれまでより2倍くらい飲んでいます。ただ、夏になるといつもそれくらい飲みます。
妻が普段からレモンを絞ってハチミツを混ぜた飲み物を飲んでいるので分けてもらっています。

ところで、Eは昨年の健康診断結果の「腎嚢胞」も重視していて、ちょうど病院にかかっている最中の尿管結石だったのでした。
なぜEが腎嚢胞を重要視して通院しているのかについては後日改めてお伝えします。

今後も50代半ばの派遣社員の健康についてお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!

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