コロナ禍が始まった2020年から外国人の日本入国が困難だったことは周知のことかと思います。
そう、当ブログ開設は2020年の3月のことでした。
筆者、派遣社員Eは諸事情から娘が生まれた頃からフィリピンはセブ島に住む家族と離れて日本で一人暮らしを余儀なくされていました。
コロナ前、妻と幼い娘は度々短期ビザで日本に来てはEと一緒に過ごしていましたが、最後に日本を発ったのが3年前。
そしてこの2022年7月、当ブログ解説以来初、3年ぶりに妻と4歳になった娘が日本にやって来ましたー!
今回は二人の来日の模様についてお伝えします。
いざ日本へ!渡航前夜
コロナ禍前、妻と娘は度々短期滞在ビザで日本へ来てはEの自宅で数か月単位で生活をしていましたがコロナ禍が始まると、日本に入国するには2週間の指定ホテルでの隔離期間があるなど水際対策という壁が出現し、実質的にはほぼ入国不可能な状態となりました。
Eがセブから帰国した今年3月時点でも7日間の自宅待機期間があったり、スマホアプリでの居所確認があったりと水際対策はピークは過ぎたものの、なお平常時とはかけ離れた状況でした。
それが感染者数も落ち着いた昨今、妻と娘が入国した2022年7月上旬はというと、
・青色指定の国はワクチン接種歴不問
(フィリピンは青色国)
・青色指定の国は到着後のPCR検査はなし
・自宅待機不要
・出国前72時間以内の陰性証明は全ての入国者が必須
と、出国前のPCR検査があるだけで、入国後の感染対策措置が全てなくなりました!
⇒ 現在の水際対策についての厚生労働省のHPはこちら
そんなわけで二人の日本短期滞在ビザをゲット!
ビザ申請の詳細は過去の記事で語っています。
妻と娘の日本短期滞在ビザの取得について語った過去記事です。
渡航前日
二人が乗る便はフィリピン航空のセブ-成田空港直行便。
朝7時台の出発なので前日はマクタン・セブ国際空港のあるラプ‐ラプ市のホテルに宿泊。
Eの家族は3年前までラプ‐ラプ市のアパートに住んでいたことがあり、そこからほど近い地元のウエットマーケット(いわゆる青空市場)のど真ん中にあるホテル「GVホテル ラプラプ セブ」をagodaで予約。
このホテルに宿泊したのは妻と娘の他、セブに残るお兄ちゃん二人、お見送りの親族、と大所帯。
一泊ひと部屋2千円台と格安で、妻によると部屋もクリーンで向かいにJollibeeもあるしウエットマーケットでなんでも買えてとてもよかったそうです。
ちなみに早朝の渋滞のない時間帯だと空港まで車で5分だったそうです。
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子供の検査証明書は必要?
妻と娘はまだ暗いうちに空港へ到着。
ビザとPCR検査の陰性証明を見せて無事チェックイン完了。
ところで小さい子供でもPCR検査を受けて陰性証明書を見せる必要があるんでしょうか?
結論は、親(監護者)が陰性で6歳未満なら必要ありません。
実際、PCR検査は妻だけ受けて、4歳の娘は受けずに日本に入国できました。
根拠としては、厚生労働省のHP「【水際対策】出国前検査証明書」の中の「Q&A」に次の質問があります、
Q 子供も検査証明書が必要となりますか。
その解答にはこうあります。
A (略)未就学(概ね6歳未満)の子供であって、当該監護者が陰性の検査証明書を所持している場合には、子供が検査証明書を所持していなくてもよいものと取り扱うこととしています。
今回の場合、妻が陰性証明書を所持しているので4歳の娘はPCR検査は必要なかった、というわけです。
ただ、7月上旬には順調に新規感染者数が減ってきていた日本とフィリピン。
ここ数日はどちらも再び増加に転じて、今後の両国間の渡航は予断を許さない状況ですよね。
日本到着!
と、二人がセブの空港でチェックインした頃、Eは就寝中でした。
朝7時頃に起床。妻に今起きた、とメッセージ。
遠路、成田空港を目指しました。
6月末から始まった猛暑、暑い職場で働いてすでに夏バテ気味な上に、3年の一人暮らしで荒れ果てた家を前夜に大掃除して疲れ切っていたE。
成田空港までの電車で席にもたれて寝ていました。
途中、妻と娘を乗せた飛行機はセブを発ち雲の上に。スマホの連絡が途絶えます。
Eは到着予定時刻30分前に成田空港第二ターミナルに到着。
と、二人を乗せた便の到着は20分ほどの遅れ。
この到着ロビーでの数十分の待ち時間の長いこと。
無事入国できるや否やの心配も。
フィリピンからの乗客と思われる旅客の姿がちらほら。
と、二人が税関を抜けて姿を現しました。
再会に抱き合う家族でした。
まずは上野、アメ横へ
京成線で上野へ。
娘は1歳の時以来の3年振りの日本の風景。
車窓の風景に興味津々でした。
そしてEがセブで1か月を過ごした時はもんのすごく生意気だった娘ですが、パパのテリトリーである日本だからか、打って変わってすんごくよい子になっていました。
上野到着。
暑い!
真夏はセブより暑い日本。
心配していたものの、まいっていたのは夏バテ中のEの方でした。
いつものパターンで、京成線の駅を出ると大通りを渡ってアメ横へ。
みんなお腹がすいていたので、同じくいつものパターンの中華料理系の屋台で食事。
この日のオーダーは、蒸し鶏、焼売、春巻き、そしてコラーゲンたっぷりの鶏の足。
娘はアメ横を往来するたくさんの人や、隣のトルコアイス売りが見せるアイスを受け取ろうとするお客さんの手になかなか渡そうとしないパフォーマンスを眺めたりし喜んでいました。
三年ぶりの自宅
空腹を満たすと再び遠路、Eの自宅へ。
着いたのは日もとっくに暮れて夜の8時過ぎ。
リビングのテーブルの上には妻と娘へのプレゼントやお菓子を用意しておきました。
娘はEが前夜に頑張って大掃除した自宅を見て気にいってくれたようでした。
荷物をほどく間もなく長旅で疲れ切った3人は早めの就寝。
まとめ
妻と娘の来日から早2週間が経ちました。
娘は時々、セブに残してきた二人のお兄ちゃんが恋しい様子です。
が、その寂しさを埋め合わせて余りあるパパの愛で補ってあげています。
逆に妻は言うこと聞かない息子二人のストレスからの解放感を味わっているようです。
とはいえ時々スマホの向こうのお兄ちゃんたちに怒鳴ったりしていますが。
そんなわけで、現在E家族はスーパーハッピーです!
そんな3人の暮らしぶりは今後もお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!
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