今年2026年5月から肉体労働系の派遣先で働く、負けない派遣社員Eです。
派遣生活ももうすぐ10年になろうかというところ、この度また時給アップ交渉に成功しました。
これまで派遣先や派遣会社との交渉の末、何度も時給アップを達成してきましたが今回も、無事100円の時給アップが決定!
今回は、時給アップに至った交渉の経緯と成功要因についてお伝えします。
2023年に時給アップ交渉に成功した時の過去記事です。
過去の時給アップ達成歴
はじめに、負けない派遣社員Eは派遣社員となって10年になりますが、時給アップ交渉で成功したのは今回が初めてではありません。
これまでのEの時給アップ達成歴がこれです。
ちなみに全派遣社員が一斉に時給アップしたケースは除いてあります。
① 2021年5月(勤務7か月目)
派遣先:有名大企業A社の工場
時給アップ額:50円
交渉材料;前の派遣先との収入差
成功要因:卓越した業務遂行能力
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② 2021年12月(勤務1年2か月目)
派遣先:上記A社の工場
時給アップ額:100円
交渉材料;前派遣先との収入差
成功要因;業務範囲の大幅な拡大
⇒ 詳細はこちら
③ 2023年4月(勤務2年6か月目)
派遣先:上記A社の工場
時給アップ額:50円
交渉材料;社会の賃金アップの趨勢
成功要因;情に訴えた
⇒ 詳細はこちら
と、これがEの3回の時給アップ達成歴です。
何のことはない、4年近く在籍した有名大企業A社において、Eが時給アップ交渉を展開するのに有利な条件がそろっていたからこそ同一の派遣先で3回の時給アップを実現できたのでした。
振り返ってみるとその要因はこれです。
①Eはもともとあらゆる派遣業務において卓越した業務遂行能力を有している。
②A社ではライン工でなく保守やメンテ、製造補助具の製造など幅広い業務を受け持つ部署に配属された。
③しかもその部署ではEが初の派遣社員採用だった。
この中でも一番大きな要因は、みんなが同じような作業をこなす「ライン工」でなく「幅広い業務を受け持つ部署」に配属されたことでした。Eの持つ業務遂行能力を遺憾なく発揮できたわけです。
Eはこの後に2か所の工場派遣先をめぐって、現在の肉体労働系派遣先に行き着き勤務しています。
過去の2つの工場派遣先では限られた業務範囲から越えようのない部署への配属で、しかも勤務期間も短かったため「自分だけ」時給を上げてもらう、ことはかないませんでした。
※一度派遣社員全員一斉の時給アップはあった。
では今回、肉体労働系派遣先で、なぜEは時給アップを達成できたのかを解説します!
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時給アップ交渉の前提条件
まず、時給アップに至るにあたって50代派遣社員Eが置かれていた状況についてお伝えしておいた方がいいでしょう。
ちなみに時給アップが決まったのは8月下旬のことでした。
①派遣先は5月から勤務している地元の工場。
②入社時は1か月契約、2回目の契約は3か月契約だった。
③9月に2回目の契約が切れるため、慣例としてその1か月前には継続可否の意思表示をする。
④現在の業務はかなり身体的な負荷が高い肉体労働
⑤Eの地元では50代以上を雇わない派遣先が半数以上ある。
これが、時給アップ交渉前の前提条件です。
もうひとつ、今回のEの交渉材料となった事項もお伝えしておきます。
①8月時点でEと同じ部署に2人の派遣社員が入ったが、二人とも最初の契約終了と同時に辞めた。
②同派遣先工場内で肉体労働系はEの部署だけ。他部署はそれほど身体的負荷は高くない。
さて、この条件下で派遣会社の担当者から次回契約の意思確認のメールが来たのでした。
時給アップ交渉開始!
8月の上旬のある猛暑日、仕事中に派遣会社の担当からメールが。
担当:お疲れさまです。次回の契約が9月〇日となっています。いかがいたしますか?
さて、どう返事したものか?
Eは業務の傍ら考えました。
この時、8月の猛暑。
いや、酷暑。
毎日ヘトヘトでした。直射日光下ではないものの作業場の気温は常に30度後半。
家に帰っても、娘の勉強を見るのが精いっぱいで、ブログ記事の更新どころではありません。
ここのところ記事の更新がめっきり減った理由がここにあります。
これでは同じ時給なら他で働いた方がマシ、今の肉体労働では割に合わない。
つまり、「身体がつらいから派遣先変えたい」というごく普通の気持ちが起こります。
が、現在50代半ばのE。
派遣先は選べるほどありません。
現派遣先は時給は普通(地元では)、職場はこれまでになく家から近い。
利点も多くあるのでそうそう気軽に「嫌なら変えよう」とはなりません。
となると戦略はこれしかありません。
①とりあえず納得のいく金額で時給交渉をする。
②ダメなら多少条件が下がっても他を探す。
そこで次の休憩時間にこう返事をしました。
E:お疲れさまです。次回も3か月契約ですか?現派遣先のこの部署での労働の強度を考えると現在の時給は割に合いません。ここまでの業務の習熟度も踏まえて時給100円アップで交渉していただけませんか?
そう、Eはそれまで2人の派遣社員が音を上げて辞めた肉体労働もなんとか勤まっていたのです。
業務の習熟度も過去の派遣先同様、何の問題もありません。
それに時給アップがダメでも、ここを去ることになんら惜しくもありません。失うものはないわけです。
その日の仕事が終わると担当から返信がありました。
担当:契約は3か月となります。仰ることは十分理解できます。交渉してみます。
現在の担当は年配のやり手風の人。
やや歯切れが悪そうな返信でしたが、期待はできそうです。
進展はお盆明けにありました。
担当:お疲れさまです。時給交渉の件ですが今回のタイミングで先方の社内確認や稟議等の関係上難しいそうです。次回の切り替え時には上げていただくよう進めるとのことで、次回に期待してください!
と。
ま、予想通りですね。
派遣社員が時給上げろと言って簡単に上げる派遣先などそうそうありません。
ここから本当の交渉が始まります。

Eの交渉術
その日は「考えてみます」とだけ返信して、熟考の上で翌日こう返信しました。
E:お疲れさまです。時給についてタイミングの問題ということなら、例えば次回の契約を1か月にするなどすれば早期の時給改定が可能とも取れますがどうなんでしょうか?
現時点で確定の回答として「現在の時給のまま3か月契約であれば次回の契約は無し」とさせてください。
物価上昇と、10月には最低賃金の改定もあり同額の賃金では相対的に価値が下がるわけですし。
ご面倒をおかけして恐縮です。
ここでも結構強気に行けます。
辞めても痛手がないこともありますが、過去二人がすぐに辞めていることから3回目の契約継続の意思を示すことさえ稀であろうことが察せられるからです。
プラスして、物価高に最低賃金の改定。
近年最低賃金の上昇幅が大きくなり、派遣社員の時給が追い付かれそうになっているのも事実です。
ほどなくして担当から返信が来ました。
先方へ相談してみます、と。
ホント担当さんにはご面倒をおかけしてます。
それから1週間後に回答がありました。
時給100円アップ達成!
回答はメールでなく電話でありました。
内容はこうです。
①とりあえず9月の契約更新は3か月とする。
②派遣先の社内調整を経てその1か月後に時給改定をする。
③時給は100円とする。
こうして3年ぶり、4回目の自力での時給アップ交渉に成功しました~!
今月から時給が100円アップします。
と、ここで忘れてはいけないのが「電話連絡では証拠が残らない」ということ。
さっそく担当にメールしました。
E:10月〇日から時給100円アップになる旨、承知しました。ご尽力ありがとうございます。
と、時給アップの日にち、金額を明確にした内容を送っておきました。
そんなわけで、現在の肉体労働系派遣をしばらく続けます。
猛暑期はへとへとでしたが涼しくなったし、体力がついたこともあってとりあえずしばらく続けられそうです。
と、これが今回の時給アップ交渉の顛末です。
まとめ
今回の時給アップ交渉の成功要因は、なんといっても失うものがないということでした。
肉体労働が割に合わない、ということだけではありません。
前述のように、世の最低賃金の上昇は派遣社員の平均的時給に迫ってきていて、派遣社員の時給が有利だった時代に陰りが見えてきています。
つまり、派遣社員という働き方をやめてコンビニやファストフード店で働いても収入が変わらない、という時代に近づきつつあるわけです。
Eはあと数年で年金をもらえる年齢になりますが、まだまだ働き盛りの人々にとってはやがて来る時代は死活問題ですよね。
だからこそ身を守るためにはあらゆる策を講じてでも収入アップの努力が必要なのではないのでしょうか?
Eの時給アップ交渉術、今後も紹介していければと思います。
次回をお楽しみに!
【過去の時給アップ記事はこちら】
資格取得も収入アップの手段のひとつですよね。





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