最近記事で触れてなかったんですが、現在Eは結構深刻な事態に陥っています。
ご存じの人もいるかと思いますが、Eにはセブ出身の妻と2歳の娘、妻の前夫の中学生の男の子2人の家族がいるんですが、
E以外の家族全員、いまだにセブでロックダウン中です。
フィリピンの中でもセブだけがとび抜けて感染者の増加が収まらないらしいんですよ。
現在のセブとEの家族の状況
4月には最高クラスの「外出禁止」となり、5月にはいったんランクが引き下げられたんですが、感染者が減らず6月中旬に再び最高クラスに引き上げられました。
日本では「外出自粛」という言葉が当たり前に通用していますが、セブの人々に「自粛」という観念はないらしいです。
というわけで今日の記事はEの愚痴です。
ここで発散させてください。
3月下旬にフィリピン人の日本への入国と、その逆もできなくなり早3カ月が経過しました。
最後に家族に会ったのは去年の12月のことす。
航空券が一番安い時期に当時働いていた派遣先の工場を有給で1週間休んでEは家族に会いに行きました。
当時住んでいたラプラプ市のアパートとセブ市の田舎に新築したばかりの家も訪れてきました。
Eの妻はある手続き関係の用事があって子供たちとセブで過ごしているんですが、この4月には用事が済んで日本で桜を見る予定でいました。
それが頓挫したのはもちろん、ロックダウンであらゆる企業、官公庁の業務が停止したせいで妻の方の用事も現在に至るまでストップしたままという状態です。
ロックダウン中のセブの状況ですが、
まず一家に一人限定で外出許可証が発行されました。
うちは当然妻がこれをゲット。その時のtweetです。
この通行証なしで出歩くと罰金です。
場合によっては逮捕されるとのこと。
今現在住んでいる去年新築した家はかなりの田舎にあって、セブ市街のスーパーマーケットまで車で1時間くらいかかります。
妻は免許はあるけど、外国でよくあるエンジンをかけてまっすぐ走れさえすればOKの免許でしかもペーパードライバーです。
一度日本の家の近くの広い駐車場でEが助手席に乗って妻に運転のレクチャーをしたことがありますが、時速30キロで壮絶な恐怖を味わえる稀な体験をしました。
というわけでホンダの125㏄のスクーターを購入。
買い物は近所の商店で済ませ、親族が農家をしてたりするんでおすそ分けをもらえたりしてます。
でもバイクで遠出させるのは心配なんで、どうしてもセブ市街に用事があるときは妻の兄弟に車を出してもらいます。
が、車もナンバーの末尾番号によって市街地に入れる日が決まっていて、交通量が制限されているという。
結構昔の日本もありましたが農家が軽トラで野菜や肉を直販して回っていて、結構助かっているようです。
昔の日本、とか言いましたが現在Eが住んでいる家にも夏になると農家のおばあちゃが軽トラで野菜売りに回っているのを見かけます。
めちゃめちゃ新鮮ですよね~
セブでもマスク不足だったみたいで、妻が自作していました
妻が時々手作りセブ料理の写真を送ってくれます。
早く食べたい!
ひとり日本に住むEの家族とのふれあい方
Eと家族は毎日スマホで会話しています。
最後に会った12月にはまだ片言しか話せなかった2歳の娘も今ではだいぶ言葉を覚えてきています。
ちなみに9割が英語で、日本語は妻が話す「かわぁーぃねー」とか「おなかっぱい」とか、若干外国訛りの発音をそのまま覚えちゃっています。
早く日本に来て!
Eは家族が日本に来た時のために枝豆を栽培しています。
去年は妻が植えてみんなで食べたんですが、今年はこのままだとEが一人で全部食べることになってしまいそう。
妻も娘も枝豆大好きなのに…
まとめ
ここ数年、娘が生まれてからというもの家族とは一緒に過ごせる時間の方が短い状態です。
スマホで話すときはいつも仲良し家族です。
妻とはときどきケンカもしますが。
所詮人類も自然界を完全に制することはできないわけで、Eが半年以上家族と会えないことは宇宙の定めであって、すべての人が多かれ少なかれ不自由を味わっているわけですから。
家族は新居で不自由なりに元気に過ごしていることは何よりです。
みなさんも感染には気を付けて前向きに過ごしましょう。
ではまた!