前回、長年利用したADSLが2021年9月末で提供終了となり、ミニマリストのEが新たに「Mugen WiFi」というモバイルWi-Fi のインターネット回線を契約するに至った経緯について語りました。
今回はMugen WiFi の申込み方法と、10月1日に届いてから利用開始後1週間と少し、10月9日時点での利用状況を紹介します。
結論を言うと、申し込みも操作も非常に簡単。
「Mugen WiFi」の選択には、楽天のモバイルWi-Fi が自宅が楽天回線エリア外にあるせいで十分な利用価値が得られないため、次善の策として契約を決めたという経緯がありました。
自宅が楽天回線エリア内に入るまでのつなぎと考えてMugen WiFiを契約しましたが、このまま利用し続けても大丈夫かもというのがこれまでの感想です。
では、詳しく語ります。
※前回の記事はこちら↓↓↓
Mugen WiFiの契約の方法
端末を持ち歩けばどこでもWi-Fi が利用可能なモバイルWi-Fiである「Mugen WiFi」の契約はいたって簡単。
キャンペーHPから「申込みフォーム」に入って、必要事項を記入して送信するだけ。
まず、Mugen WiFiのキャンペーンHPを開きます↓↓↓
HPはこんな画面です。
引用:Mugen WiFiキャンペーンHP
https://mugen-wifi.com/?gclid=CjwKCAjwtfqKBhBoEiwAZuesiBwNtDulLoLFVpyIoZ82izUc06f7XuBLpORh9pWqNrRFwOBsP3riNBoCxO4QAvD_BwE
HPを開くと「30日間お試しで体験する」の文字があちこちに載っています。
そのひとつをクリック。
「申込みフォーム」の画面が表示されます。
まず、「端末選択」の画面が表示されますが、現在左側の黒い端末一択のようです。
左の黒い端末の画面をクリックして次の「配送画面」のページへ。
「30日間お試し全額返金保証」 の注意事項
ちなみに「30日間お試し全額返金保証」が適用されるにはこのような条件があります。
①フォームからの申込日から30日以内にお問い合わせフォームより連絡すること。
②返品の「発送日時」が30日以内であること。
③Mugen WiFiのご利用が初めてであること。
④海外のご利用がある場合、デイリーの利用料金が別途発生
⑤20GBを超える容量を利用した場合、9,900円の解約費用がかかる+端末未返却の場合、24ヶ月分×1,600円の費用が発生する。
この中にひとつ重要な注意事項があります。
「全額返金保証」とうたっていますが、返金されるのは事務手数料(3,300円)と利用料金(税込月額3,718円)です。
が、
20GBを超える容量を利用すると、9,900円の解約費用がかかります。
ここは要注意ですね。全額返金保証を受けようとする場合は20GBを超える前に判断しましょう。
端末を返却できない場合も(24ヶ月分×1,600円=38,400円)もの費用が発生するので要注意!
その他にも注意事項として、箱の破損などや説明書の欠品があった場合にも、追加費用として20,000円(税抜)が発生します。
契約して端末が届いた時の箱や内容物はなくさないように全て保管しておきましょう。
30日間お試し期間経過後の解約でも、端末をはじめとして届いたものを全て汚損なしで返却しないと費用がかかります。
申込みから30日以内に無事に解約手続きを済ませると、
返却処理手数料として1,000円(税抜)が発生します。
と、全額返金保証とはいえ最低でも税込で1,100円はかかるようです。
ここでもうひとつ注意事項。解約のためのお問い合わせフォームがキャンペーンサイトからは見つけにくくなっています。
こちらです。
解約には「安心全額返金保証希望」の旨と「解約理由」「決済番号」をこちらのお問い合わせフォームから連絡しなければなりません。
発送時期の選択
Mugen WiFiの毎月の料金は暦日ごとで、月の途中に申し込みをしても日割り計算とはならずに月額料金が全額発生します。例えば月の後半に申込んだとしてもまる1か月分の料金が発生します。
そこで申込時に端末の発送時期を選択することができます。
申込みフォームの下記の画面から「配送時期」を選択して次に進みます。
この時に右の「次月配送予約」を選択すると翌月1日から料金が発生することとなり、日割り計算がないことによる損が発生しません。
Eは9月末でADSLが停止されることがわかっていたので「次月配送予約」を選択しました。
「次月配送予約」を選択して申込むと、申込み完了後にメールが届き宅配の日時を指定できます。
Eは10月1日の帰宅後すぐの時間に届けてもらうことができました。
2年間縛りなし オプションもあり
Mugen WiFiは通常2年縛りがあり、2年経過するまでは解約した場合に費用がかかります。
が、2年間利用を継続することによって13,500円のキャッシュバックを受け取ることができ、それによって月額の利用料金が「実質税込3,293円」と最安クラスの料金で利用することができます。
解約費用はこのようになっています。
月額税込660円の「2年間縛りなし オプション」を使うことにより途中解約でも解約費用がかからなくなります。
「2年間縛りなし オプション」を利用すると、13,500円のキャッシュバックの特典は受けられません。
本来の利用月額である 税込3,718円に660円のオプション料金が加算されることになります。
もともと短期間だけの前提で利用する場合このオプションを利用するとメリットがあります。
というか短期間だけ利用の場合、前回記事でも触れましたが「Mugen WiFi」ではなく「AiR-WiFi」を利用することをお勧めします。
「AiR-WiFi」なら月額が税込3,278円、「契約期間なしオプション」が月額税込330円と、他社比較でもかなりお得です。
「AiR WiFi」のHP
※詳しくは画像をクリックしてください。
Mugen WiFi に話を戻します。
申込みフォームに情報を全て入力して送信すると「申込み完了」となります。
申込み時に指定したメールアドレスに「【Mugen WiFi】ご決済確認メール」が届きます。内容を確認しましょう。
解約時に必要な「決済番号」も記載されているので削除しないように。
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Mugen WiFiの端末到着
EがMugen WiFi の申込みをしたのが9月25日。
3日後の9月28日にヤマト運輸から「お荷物お届けのご案内」なるメールが届きました。
荷物のお届け予定が、初期状態は【10月1日(金)時間帯希望なし】となっているようですが、メールからヤマト運輸のwebサイトにアクセスして受取り日時や場所を変更できます。
ヤマト運輸からの実際のメール文
10月1日午後6時過ぎ。
指定の時間、ほぼ正確に荷物が自宅に到着。
さっそく開封。
と、実はこの時点で9月30日でサービスが終わっているはずのADSLがなぜかまだ使えていました。
中身は、
製品の梱包された箱、とMugen WiFi のカスタマーセンターからの説明書きが入っていました。
箱の中身は、端末本体、説明書、ケーブル、SIMピン、です。
どれも解約する場合は返却が必要なので紛失しないように。
SIMカードは使わないので、SIMピンは使用不要です。
①製品箱
箱に「AiR WiFi」とあるあたり、やはり「Mugen WiFi」と AiR WiFi」は裏で繋がっているようですね。
②実際の製品
小さくてシンプルです。表示画面もなし。
ポケットにすっぽり入るサイズで持ち歩きには便利です。
製品の外観についての感想ですが、シンプルで小さくて持ち運びしやすそう。
コロナウイルス収束後の海外旅行にも便利です。
ミニマリストのEとしては文句のつけようがなし。
さて、いよいよ実際に使ってみます。
Mugen WiFiの使用方法
使用方法を説明します。
①ON/OFFボタンを3秒長押しして電源を入れる
②Wi-Fi を接続する機器でMugen WiFi 端末を選択しパスワードを入力すればOK
③使用しない時はON/OFFボタンを3秒長押しして電源を切る
④充電はCタイプのUSBコネクタ―を使用
と、使用方法はたった4つです。
使い方は非常にシンプルです。
・初期設定不要
・SIMカードの差し込み不要
・電源を入れれば使用可能
となっています。
EはついついSIMカードが同梱されていないかと探し回ってしまいました。
同梱の紙の説明書きにSIMカードは不要と書かれています。
「Mugen WiFi」の契約はデータ使用量が月に100GBですが、当月の使用容量は端末の裏面のQRコードにアクセスすると確認が可能です。
①ON/OFFボタン
ボタンは矢印の位置にあります。3秒長押しして電源を入れます。
②製品の裏面
製品の裏面の左下にシールが貼付されています。
Wi-Fi に接続する際は、Wi-Fi を使用する端末から「SSID」の欄に記載されているWi-Fi の名称を選んで「PWD」の欄に記載されているパスワードを入力するとWi-Fi に接続できます。
当月の使用容量も同じく裏面のシールに記載されているQRコードにアクセスします。
表示されたページで裏面の「■データ容量確認」の欄の「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
するとこのように現在までの使用容量が確認できます。
当月のデータ容量確認のスマホ画面
現時点での実際のデータ利用容量
上記画像は当記事の公開日、10月9日時点のデータ使用容量です。
使ってみると意外と少ないです。
前回の記事でも述べましたが、他のことをしたりテレビを見ながら動画を流し続けるというこれまでの「ながらYouTube」の習慣を控えたおかげもあって現在13GBほどを利用。
月の使用量100GBには到底届きそうにありません。
なので、ここ数日はまた「ながらYouTube」復活しちゃってます。
EのMugen WiFi 利用9日間の利用概況です。
・セブに住む家族とのビデオ通話
・YouTube動画視聴(はじめの数日は控えめ)
・YouTube動画のアップロード(動画再生時間約2分)
・平常通りのブログ執筆、webサイト閲覧
契約前は、それまでのスマホに残されている利用履歴のデータやスマホの利用量と比較したPCの利用状況などから推測して、100GBの使用制限が最大のネックになると考えていました。
が、Mugen WiFi の利用容量の確認機能によれば全然問題ないレベルです。
他社のWi-Fi でも100GBが利用量の制限になっている場合がありますが、少なくとも一人で使うなら100GBに達するには尋常ではない量の動画のダウンロードやアップロードでもしない限り大丈夫だと思います。
Mugen WiFiの通信速度は?
さて、Wi-Fi についてのもうひとつの懸念事項が通信速度ですよね。
Mugen WiFi はクラウドSIMという優れものの回線を利用していて、国内ではdocomo、au、softbankのうちのどこかの回線につながります。
さっそく計測してみました。といういまだに一日に何度も計測しちゃってます。
①まずは平日の夜、19時頃。
Eが最もWi-Fi を利用する時間帯です。
と、「受信 13.7Mbps 送信 4.1Mbps」
前回記事で紹介したADSLの通信速度が「受信 2.8Mbps 送信 0.7Mbps」でしたから飛躍的に速くなりました。
実際にYouTube動画の視聴も問題なくできています。
②では平日深夜の12時頃は。
「受信 2.8Mbps 送信 0.7Mbps」 とさらに速度アップ。
ざっとADSLの約10倍!
先日この時間帯に再生時間2分ほどのYouTube動画をアップロードしてみました。
ADSLの時には1時間ほどかかっていましたが、Mugen WiFi では5~6分でアップロード完了しました。
快挙です!(って、今までが遅すぎ…)
そんなわけで利用状況に関してもMugen WiFi、問題ありません。
Mugen WiFi でアップロードしたYouTube動画。
四歳になったセブに住む娘Kのプロのカメラマンによる神画像が満載です。
まとめ
まだMugen WiFi を1週間と少し利用しただけですが、現在のところ全く問題なし、快適です。
前回の記事では、自宅が楽天回線エリアに入ったら、
Mugen WiFi を解約して楽天のモバイルWi-Fi に加入する予定
と述べましたが、撤回します。
利用容量100GB問題が解消されたからにはMugen WiFi の解約料を支払ってまで楽天に乗り換えるメリットはなくなりました。
また、楽天回線の通信速度などの通信状況は、というかモバイルWi-Fi 自体が通信状況はその場所、その時間に実際に使ってみなければわからない状態。
ですがMugen WiFi のクラウドSIMの通信状況は実際に良好そのもの。
そんなわけで2年縛りの期間が経過してからその時点で最も有利なWi-Fi を改めて検討する、ということになるでしょう。
今回の記事、みなさんのWi-Fi 選びの参考にしたもらえたら幸いです!
改めて言いますが、自宅が楽天モバイルのサービス圏内なら楽天モバイルが一番です。