昨年まで、株式投資の利益や配当が非課税になる一般NISA(ニーサ)を6年間続けてきました。
が、限界を感じ2021年から投資信託の【つみたてNISA】に切り替えました。
既に株式投資を始めている人もいれば「投資ってなんか怖い」「手続きが面倒くさそう」と思っている人もいるでしょう。
株式投資や投資信託、はたまた国債を買ったりするにも、まず「証券口座」というものを作る必要があります。
国の政策で行われている、株式投資や投資信託の税制優遇制度である一般NISAや、つみたてNISA、さらに年金形式で積立て投資信託を行うiDeCo(イデコ)を始める時にも、それぞれ手続きが必要です。
今回はEがweb上での投資を行っている【楽天証券】での『一般NISAからつみたてNISAへの切り換え方(区分変更)』を解説します。
投資信託ランキング
【楽天証券版】一般NISA⇒つみたてNISA
切り換え方法(2021年1月版)
今から説明するのは次のような人に役立つ情報です。
・楽天証券のwebサイトを利用している
・現在、一般NISAで株式投資をしている
・これから、つみたてNISAに切り換えたい
かなりピンポイントだとは思いますが、対象となる人以外でも、こんなことがわかります。
・他の証券会社でも類似の手続きをするから参考にできる
・つみたてNISAの切り換え手続きの手間がどれくらいかがわかる
・というか、そんなに面倒ではないことがわかる
というわけで、今回まさに切り替えようと思っている人も、投資はやったことはないけど興味がある、という人も眺めてみてください。
記事の最後に、つみたてNISA開始後、数日が経ったEの投資成果を紹介します。
手続きの解説は退屈だという人は、ぜひ最後だけでも見ていってください。
過去の記事です。Eが選択した初回の投資信託ファンドを紹介しています。
切り替え手続きの時期
この切り替えには、可能な時期が決まっています。
これです。
・楽天証券HPによると「一般NISA⇔つみたてNISAの区分変更申込を行い、10月1日以降にお申込書類が当社到着となる場合、翌年のNISA口座(一般NISA / つみたてNISA)分からの変更となります。」とあるので10月以降に申込書類が届くようにする。
・同じく楽天証券HPに「※12月13日(日)以降のお申込みは、2021年2月から積立開始となるため最大40万円までの設定はできません。」とあるので、12月13日までに申込み、投資設定の登録(投資先のファンド、金額の設定)をする。
では年の途中で切り替えたい場合はどうするの?
こうなっています。
楽天証券チャットサポートによると「今年すでに一般NISA・つみたてNISA口座でお取引がある場合は、お申込みいただけません。10月以降は翌年のNISA口座の変更がお申込できます。」とあるので、今年まだ一般NISAの取引をしていない人だけが、年内につみたてNISAへの切り替えができる。
ということになります。
まとめると、
・今年の1月1日以降に既に一般NISAでの取引をしていれば、年内のつみたてNISAへの切り替えはできません。
・今年の1月1日以降にまだ一般NISAでの取引をしていなければ、年内につみたてNISAへ切り替えができます。
・来年以降につみたてNISAへ切り替えをしたい場合は、今年の10月以降に切り替えの手続きをする必要があります。
以上に留意して、さあ切り替え手続きを始めましょう。
楽天証券のサイトを開く
まず楽天証券のサイトでログインID、パスワードを入力してログインします。
⇒楽天証券HP ログインページはこちら
ログインしたら「NISA/つみたてNISA」のタブをクリック。
下記の画面が表示されたら「口座開設/区分変更」のタブをクリック
資料・申込書を請求する
次の画面で下にスクロールして、[NISA口座 各種手続き]の欄から
「つみたてNISA・NISAの切り替えはこちら」
下記の画面が表示されたら「資料・申込書を請求する」をクリック。
下記の画面が表示されたら受付完了です。
資料の到着を待ってください。
「非課税口座移動届出書」に記入・返送する
Eの場合、4~5日資料と申込書が届きました。
これです。
「非課税口座移動届出書」という書類が同封されています。
「申込日」「部名・お客様コード」「生年月日」「住所」は既に印刷されています。
→「お名前(フリガナ)」を自署して、「電話番号」を記入します。
→同封の返信用封筒に「非課税口座移動届出書」を入れて返送します。
すると、数日後に楽天証券から「NISA口座区分変更の申込みを受付けました」という件名のメールが届きます。
メール本文に「NISA・つみたてNISA 申込/受付状況」の確認用URLが記載されているのでクリックして確認しましょう。
投資信託のファンドと金額を設定する
楽天証券のHPにログインして「NISA/つみたてNISA」→「積立設定」をクリック。
画面が変わったら[積立注文(つみたてNISA設定)]の下の[積立注文]タブをクリック。
この画面から投資したいファンドと金額を設定します。
設定できる金額は月額の場合、33,333円が上限です。
Eは下記のような「買付ランキング」の画面でファンドを探して選択しました。
ファンドを選択すると下記のように画面下に選択したファンドが表示されるので「一括積立て注文へ」をクリック。
次に下記の画面で[引落方法]を選択します。
楽天ポイントで家計の一部を賄っているEは迷わず[楽天カードクレジット決済]を選択しました。
次に下記の画面でクレジットカードを登録。
次に[金額・分配金コースの設定]をします。
選択したファンドの月額の積立金額を入力。
[再投資型]か[受取型]かを選択します。
Eは毎月分配金を受け取る[受取型]ではなく[再投資型]を選択しました。
楽天ポイント設定
しつこいようですが、楽天ポイントで家計の一部を賄っているEは楽天証券ならではのポイント利用設定をしました。
設定して一定の条件を満たすと楽天市場で買い物をした時のポイントがアップします。
「設定する」をクリックして、「楽天ポイントコース」を選択し、各月の利用ポイントを設定。
Eは毎月500ポイント(500円分)の利用の設定をしました。
設定完了
これで設定完了です。
楽天証券から「【投資信託】積立設定が完了しました」という件名のメールが届きます。
12月13日までに設定完了した場合、翌年1月からの約定、引落しが始まります。
お疲れさまでした!
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つみたてNISA開始数日後の運用状況
というわけで始まった2021年のつみたてNISA。
Eの投資先ファンドをおさらいします。
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
20,000 円/月
②eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
8,333 円/月
③eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
5,000 円/月
合計で月額33,333円、限度額いっぱいの積立てです。
楽天証券のサイトによると、約定日が1月5日、受渡日が1月12日。
その1月12日からサイト内で運用状況がチェックできるようになりました。
では最新(1月16日)の運用状況を紹介します。
これです!
運用して5日ほどで、既に1,345円の評価益が出ました~!
( 時価評価額 34,678円- 掛金 33,333円 = 評価益 1,345円)
やっぱりインデックスファンドは最高です。
そしてNISAの非課税制度は最高です。
本来なら、こうして利益を出しても約20%もの税金を差し引かれます。
損失を出しても何の補償もないのにもかかわらず。
それが免税。
今回特筆すべきは、初めて購入した【新興国株式】が好調だというです。
このEの運用する3つのファンドの利益率を見ると、
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500 3.3%増
②eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 6.0%増
③eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 3.6%増
まだまだ数日経っただけなんで、何の判断材料にもならないのは承知です。
が、②の新興国株式はかなり勇気を振り絞って選択したファンドだったんで稼ぎ頭になっているのは嬉しいです。
今後の成り行きによってはもっと割合を増やそうかなと。
それと最近、ハイリスクハイリターンのアクティブファンドにも挑戦してみようかと思っているところです。
現在、毎月の投資信託の掛金は、つみたてNISAとiDeCoを合わせると、
つみたてNISA 33,333円 + iDeCo 23,000円 = 56,333円
つみたてNISAは1円単位でファンドを選択できるから、目下よさそうなアクティブファンドを物色中です。
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『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ダイヤモンド社
時々この投資情報雑誌で情報を得ています。
まとめ
改めてお断りしておきますが、ブログ主のEは投資の素人です。
専門知識など皆無で、ローソクだとか移動平均線だとかの用語も何のことだかわかりません。
それでも6年の投資歴でそこそこの利益を出せています。
そんなEが今回経験したつみたてNISAへの切り替え方法をお伝えしようと思ったわけです。
どうでしょう。
こんなに簡単に利益が出せてる、つみたてNISA。
特に今まで「投資なんて怖くて手が出せない」と思っていた派遣社員を始めとする非正規労働者のみなさん、資産形成は進んでいますか?
ぜひ投資の門をたたいていただきたいと思います。
これからも資産形成についての素人目線の情報をお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!