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セブ渡航記 2022 海外旅行

セブ渡航記② 2年ぶりの家族との日常 肌で感じるみんなの成長

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2年振りのセブ滞在も2週間を過ぎたところです。
セブ島の田舎の自宅で営んでいるSARI-SARIストアバーガーショップを手伝ったり、ベーカリースクールに通っている妻からパンやケーキの作り方を習ったりと、なにかと忙しい毎日です。

前回の記事ではセブの空港に降り立ち、妻と再会するところまでをお伝えしました。
今回はその続きです、いよいよ4歳の娘とも再会です!

前回の記事です。

2年ぶりの自宅へ!

空港に迎えに来てくれた妻と再会!
さて、次に向かうは2年ぶりのセブの田舎にある自宅、セブ市街地から車で1時間ほどかかるところにあります。

Eの家族が住む自宅、完成したのは2019年の年末、そうあのコロナショック直前
Eが前回セブを訪れたのが、2019年12月。ちょうど完成したばかりの頃。1週間ほどの滞在でした。
その直後のコロナ禍。

新居に引っ越すまではセブ島の隣の島、空港やビーチリゾートがあるマクタン島のアパートに住んでいました。
前回のセブ滞在時はふた晩ほど新居に泊まってみただけ。家の周囲の塀や側溝やゲート、ネット回線など諸々の整備はこれから、という状況でした。
この後、バイクや車も必要になり購入しました。

そういった様子をすべてスマホ越しにしか知り得なかったE。
ようやくその自宅で家族と過ごせる!
そして何より、4歳の娘と2年ぶりの再会!
胸は高鳴るのでした。

現在のセブの自宅裏、SARI-SARIストア

妻の運転で自宅へ

車で空港に迎えに来てくれた妻。
妻の運転で自宅へ!

しかし、Eは少し不安でした。
何しろ、2年以上前の妻の運転技術を知っていたからです。
当時純粋なペーパードライバーだった妻は、日本に滞在中とある近所の駐車場でEの車を動かしてみたんですが、日本の教習所で仮免を取る前の生徒の運転レベルと変わらない状態。

無理もなくて、セブで免許を取った時は実地で車を動かしたのは三回くらい、だけ
必要不可欠とはいえ、妻が車を購入する時もめちゃめちゃ不安でした。
おまけにセブの摩訶不思議な交通ルールはE自身、いまだに理解できていないくらいだし。

ともあれ中古車を購入して1年半くらいが経つ妻。
いざ助手席に乗ってみると、全然問題なし
市街地も山道もしっかり安全運転

路肩、どころか道路の真ん中も闊歩する歩行者や野良犬。乗客数を稼ごうと無茶な運転をするジプニー。
そんなセブの市街地も現地の運転感覚に溶け込んでいました。
ちなみに、Eも滞在中何度もセブで運転しましたが、どこを走っていても緊張しっぱなし
いまだに運転が楽しいと思えた瞬間がないといってもいいくらいの道路です。

https://twitter.com/workerE2/statuses/1499676164771627008

しばらく走ると、もう安心して妻に運転を任せられることがわかりました。
いざ、自宅へ!

自宅はやや標高が高いところにあります。
ここのところ一週間ほどいい天気が続いていますが、到着したころは毎日のように雨が降り、気温も低めでした。
ちなみに一年中冷房なしで過ごせます。自宅にクーラーはありません。
この日も自宅に近づくにつれ気温が下がり、霧が見え始め、時折小雨も。

そして約一時間後、自宅が見えてきました~
カーステレオを大音量にして娘が最近好きな曲、Bon Jovi の『Living on a Prayer』を。
Eがいつもスマホ越しに歌って聞かせていた子守唄です。


妻が車をゲートに入れる。
娘が、飛び出してきました!

Eも車を飛び出す。

2年前まで、久しぶりの対面のときはパパに対してひどくよそよそしかった娘。
今回は、

パパに抱きついてくれました~~~~!

この瞬間をどれほど待ちわびたことか!
しばし抱擁~♪

https://twitter.com/workerE2/statuses/1499338765105459200


そして二人のお兄ちゃんも。
2年前は中学生でしたが、今は二人とも高校生
コロナ禍で学校の対面授業が完全ストップで、家や店のことを手伝ってくれていました。
背も伸びて、ほとんど大人と変わらなくなっています。

妻の親族も集まってEを迎えてくれました。
久しぶりにみんなとサンミゲルビールで乾杯!

この日は渡航の疲れも忘れてみんなと語り合いました。

現在の家庭状況

さて、セブ滞在二日目
旅の疲れで遅めに起床したEですが、この日から家族の日常へと同化していきます。

上のお兄ちゃんは朝の開店準備の係。
下のお兄ちゃんは最近開店したバーガーショップの担当。
妻は統括マネージャー。
さながら、経営者であるEが店舗に視察に来たような体。

正直、半日見ただけで問題だらけでした。
その内容については後日別の記事で述べるとして、数日かけて箇条書きに書き出したノート1ページが埋まるほどの問題点の多くを改善しました。

現在の家族問題

ただ、人的問題は解決が難しくて。
というのは、家族が営む店舗の主力であるお兄ちゃん二人が妻が期待しているほどの働きができていない。
確かに労働の量、質ともに大人のレベルにはほど遠い。
それのみならず、店が忙しくなる夕方の時間に黙って外出。夜遅く帰ってきたりと。

もちろん、二人とも日本の労働基準法では「年少者」に当たる年齢(但し「家内労働」の場合は労働基準法は適用されません)。大人と同じ労働スキルを期待する方が間違いともいえますが、なにしろ現在学校の対面授業が2年もの間、全面ストップ中。
1年ちょっと前に店を始める前は、二人ともホントに一日中勉強もせずにゲームばかりで、妻はいつも怒り心頭でした。

どうせ勉強しないならと、妻は二人を一人前の労働力としてカウントした上で店を運営しているので、ちゃんと働いてくれないと妻に負担がかかりすぎるし、売上にも響きます。

この問題は、渡航前から妻が常に「二人にきつく言って」と言われていたことでしたが、なるほど深刻
さっそく家族会議を開催しました。
セブ滞在4日目、ちょうど停電が発生して他にすることのない夜でした。

お兄ちゃん二人に現在の、そして近い将来の家族状況、経済状況などを話し、二人の協力が不可欠であることを伝えました。
かくして、次の日から変わりましたよ、二人とも、しばらくの間は

Eが家で目を光らせている間は外出せずに真面目に働いていました。
が、最近また元に戻りつつあります。
特に下のお兄ちゃんの無断外出が頻発しだしたので、現在バイクの鍵はEが管理。必要な時だけ貸し出しています。

とここで、高校生がバイク?って思ったかもしれません。
はい、フィリピンのバイク免許は18歳からで二人とも無免許です。

ただ免許とかって法律上のことでしかなく、実生活での必要性とは全く無関係です。ここでは小学生でもバイクに乗って出かけています。
お兄ちゃんたちも買い出しや店のオーダーのデリバリーに行ってもらうし、学校が再開されればバイク通学します。

いろいろ問題があるとはいえですよ。
二人とも店の営業については精通していて(二人合わせてですが)、妻がベーカリースクールの授業でまる一日不在でもすべての業務をこなせています。
Eが同じ年齢の頃、労働の経験などゼロに近く、家の手伝いも自分の部屋の掃除機かけくらい。
それに比べると、大人並みにはほど遠いもののこの2年での成長は目を見張るものがありました。

ただ、勉強はしないんですよね…
同級生も学校がない現在、ここセブの田舎では誰も勉強などしないという環境のせいもありますが。


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4歳の娘の成長

一方、4歳の娘の成長
当然ですが2歳から4歳の間ってめちゃめちゃ成長する時期です。
毎日スマホ越しに娘の成長ぶりを見ていたとはいえ、実際に会って肌で感じるのとでは違います。

スマホの向こうの娘は至っておとなしい子でした。
パパEが家にやってきたときも、そのままのいい子だったんですが、1週間もして慣れてくると、

ものすごく生意気でした。

「これはダメだよ」と同じことを言って聞かせても、ママ以外の人間が言ったことは聞いてくれません。
パパが部屋に入ろうとすると「チケット見せて」と言って通せんぼして入れてくれません。
もちろん、成長途中で必要なことだろうから全然OKですが…

そして当然ですが、日本の同年齢の子よりかなり、相当、自由に育っています

https://twitter.com/workerE2/statuses/1502530212411502592

2年の間に身体も大きくなり、言葉も普段は英語を話し、現地のビザヤ語も理解できます。
普段はビザヤ語を話す妻もお兄ちゃんも、娘には英語で話しかけるようにしています。
みんな英語のネイティブではないので、娘もビザヤ語圏の人の英語の独特な言い回しや語尾を使ったりしていますが、ネットのネイティブ英語の動画を見て育っているので発音はいい方なのではないかと。

驚いたことが一つありました。
今回娘へのお土産に英語の絵本を日本から持ってきて読み聞かせたんですが、その直後。
同じ絵本を娘がパパとママに読み聞かせてくれたのでした。

もちろん文字は読めないので、パパが読んだのと同じ内容を自分の言葉で絵本の絵に合わせて読んでいたのでした。

パパ感動!

と、二年ぶりに会う娘にはちょっとしたことでも、いちいち感動しているパパでした。

写真引用:M.Christina Bulter and Tina Macnaughton著 『Snow Friends』



ただ、娘の言語に関しての最大の悩み事が、日本語をほとんど話せないことです。
年内には日本に移住し、日本の学校に通わせようと思っているところなので。

まとめ

と、久しぶりに会えた家族はこんな様子でした。
セブ滞在も残り半月を切りました。
家族にとってようやくEがいることが日常になってきたところだと思いますが、それもあとわずか

Eの帰国後は、しばらく後に妻と娘が日本に滞在予定です。
ただ、娘のパスポート更新がフィリピンならではの事情(ネット予約が必要)でなかなかできなくて。

この後のEのセブ滞在の様子もお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!


楽天から子供むけ英語教材が販売されています。
日本移住後の娘の英語教育にと気になるところです。

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