梅雨ですね~
すっきりしない天気ですね~
ここのところ毎日、職場で耳にする言葉を1日50個くらい検索して勉強しているEです。
新しいPC買いました、東芝の「dynabook CZ45」。
※画像をクリックすると詳細が表示されます。
このスペックで10万円以下とはかなりお得でした。
PCは家でしか使わないEには本体が多少重くても15.6型ディスプレイ、光学ドライブは必須。
メモリ8G、office搭載も当然。
何より嬉しいのは、E個人の事情ですが、電源とHDMIとUSBの端子が右側についているということ。電源やテレビやプリンターがPCの右側にあるもんで。
久しぶりのPC購入ということもあって、めっちゃ快適です!
前置きが長くなりましたが今回の本題です。
わかってきたEの派遣先事情
今回は新しい派遣先でわかった日本の最先端企業がいかに洗練された仕事の仕組みを行っているか、コロナ対策の在宅ワークをいかに機敏に取り入れて定着させているか、などを語りたいと思います。
Eが東京の有名企業の仕事の仕組みを垣間見て感心したのは次のことです。
- バックオフィス部門の90%以上がテレワーク
- 全社員に支給するPCの情報セキュリティが厳格
- インフラ構築や開発業務部門は90%が外部委託
これについて解説します。
日本の先端企業のトレンド
さて、新しい派遣先に転職して1カ月半ほどが経ちました。
派遣先は地元IT企業で、業務内容は東京の有名企業のバックオフィス機能の一部を地方に移すために地元IT企業が人材をあちこちから集めて請け負うというもの。
と、自分の派遣先での仕事の仕組みを理解してここまで説明できるまでに1カ月以上かかりました。
これまでのEの経歴に業務委託のこういった形態が全く念頭になかったせいでもあります。
Eの職場の地元IT企業への業務委託元の東京の有名企業とは。
守秘義務があるんで名前は明かせませんが、業界でトップクラスに入っていて、日本中ほとんど誰もが知っている企業、
といったところです。
ところで、
みなさんの会社で考えられますか?
本社でやっている管理業務を全く別の場所にサテライトオフィスを作って業務を移し、
しかもサテライトのスタッフは完全に外部委託で、
本社のスタッフはサテライトを一切訪れることなく引継ぎ作業をする、
なんて。
Eには思いもつきませんでした。
Eは新卒の頃、東京のレストランチェーンの会社で働いていたことがありますが、何しろ当時はようやくwindowsが登場したばかりでITとは無縁の時代でした。
バックオフィス部門の90%以上がテレワーク
Eは地方に住んでいて、このコロナショックの間もよくニュースで「テレワークが進んでいない」などとよく耳にしました。
テレワークが可能な業種ってホントに限られているってことはよくわかります。
が、東京の会社のEが所属する情報管理部門はEも共有しているビジネス用のコミュニケーションツール「Chatwork」に毎朝その日の勤務体制の報告が送られてきます。
それによると5~10人の各部署のほとんどが「出勤」の人が一人いるかいないか。
ほとんどの人に「在宅勤務」の表示がついています。
東京側とE側で何度か、office 365の通話アプリ「teams」で業務の引継ぎ作業の打ち合わせをしました。
teams 画面に表示される東京スタッフはほとんどが在宅、時には在宅中スタッフのマイクから赤ちゃんの声が聞こえてきたりとか。
でも、そんなの普通みたいでみんな平然としています。
恐らくこの会社は「今、コロナで自粛」のために在宅ワークしているわけではなく、「アフターコロナ」でもこの勤務体制を続けていくことでしょう。
だって、
全然支障ないですから。
⇒「Chatwork」について詳細はこちら
⇒「teams」についての詳細はこちら
全スタッフに支給するPCとスマホの情報セキュリティが厳格
もちろん在宅勤務体制を可能にするためのインフラ、ツールも完備しています。
Eたちにも東京のスタッフと同じPCが支給されました。
そのPCは先月Eたちが初期設定をして東京に送ったPCがさらにカスタマイズされて送り返されてきたものでした。
何がされていたかというと、
- 会社指定以外のアプリをインストールできない設定がされている
- インストールされたアプリはアンインストールできない設定がされている
- 全PCが本社から遠隔操作できる
- 外部webサイトの閲覧フィルターが設定されていて制限がかかっている
- 基本SNSは閲覧できない
- 当然、会社がwebサイトのアクセスログを把握している
- 会社指定のwifiしか接続できない
- wifiのない環境ではPC内蔵のSIMでモバイル回線に接続
- 会社保有のツール、フォルダはスタッフごとに使用、閲覧制限がある
- USBやSDカードは差し込んでも読み込めない
などなど、
普通に考えたらかなり不自由なPCです。
でも全スタッフがこの環境のPCを使いこなしています。
Eも2週間ほど使ってだいぶ慣れてきました。
インフラ管理や開発業務部門は90%が外部委託
引継ぎのためにやり取りしている東京のスタッフ、ほとんどが外部委託の人らしいです。
ほかの部署のwebミーティングで向こうの人がふとそのようなことを言っていました。
確かに、
ITのスキルが高い人は自社に留まってはいないでしょうから、会社側が自社で育成したいと思っても結局は外部委託の方が効率的なのかもしれませんね。
たいていの会社、Eが4月まで働いていた地元の上場企業もそうでしたが、自社にスキルの高いエンジニアが育たない、とかの理由で旧態依然のIT環境で非効率な職場環境を続けているわけですよね。
ましてや、
本社機能を遠隔地に移して完全業務委託で全員外部の人を雇うなんて発想は、まずないですよね。
そもそも、この地方のサテライトオフィスへの本社機能移転は「BCP」の考え方から始まったようです。
BCPは「Business Continuity Plan」の略であり「事業継続計画」と訳される語である。事業者が、業務に支障を来し得る緊急事態が発生した際に、損害を最小限に抑えつつ業務を続行するための対応策、という意味で用いられる。要は重要業務を中断させないための備えでありリスクマネジメントの心得である。(以下略)
引用元:weblio辞書 https://www.weblio.jp/content/BCP
災害多発国の日本でこのことはわかってはいてもなかなか実行できるものではありません。
生き残る企業ってこういうものなんでしょうね~
まとめ
かくいうEも今回の派遣先で最先端企業の仕事ぶりを垣間見る機会がなければ、今でも「こんなもんだろう」、「テレワークなんて無理、かえって非効率」としか思っていなかったことでしょう。
Eもかなり在宅ワークしたい派です。
今の派遣先はやや出勤時間が遅めで車通勤ストレスは若干減ったとはいえ通勤時間は無駄です。
以前の記事でも言いましたが、通勤時間は「無給の拘束時間」です。
それにEも目の当たりにしましたが、在宅ワークなら業務をPCで監視されているとはいえ、すき間時間に家族と過ごせます。
会社の嫌な人とも顔を合わせずに済みます。
ゆくゆくはEの勤務先も在宅ワークにならないかな、と思っている今日この頃です。
ではまた!
エンジニア勉強中のEもここのオンライン学習を受けてみたいです。