今年も受けました、定期健康診断!
50代も半ばを迎え、毎年新たな懸念事項が発生しています。
昨年などは、「陳旧性肺病変」などという恐ろし気な病名(?)の診断もありましたね。
さて今年(2024年)は派遣先の変更もあり、例年より遅く11月に受けた、常時使用される労働者なら誰でも無料で受ける権利のある定期健康診断。
今年受けた検査施設では「付加検診」なるものを二千円ほどの追加検診で受けられる、と。
もちろん健康志向の強いEは受けましたよ。
では50代派遣社員Eの健康診断結果、今回は特に昨年までの問題点が改善されたのかどうかについて解説します。
家族と同居、環境の変化あり
今回も始めに言っておきます。
労働安全衛生法によれば事業者は「常時使用する労働者」には「雇い入れ時」と「1年以内毎に1回」の、定期健康診断を受けさせなければなりません。
これは使用者の義務で、労働者の権利です。
もしあなたの会社が実施していなかったなら違法です!
意気揚々と労働基準監督署に訴えましょう。
と、本題。
今年はEの日常生活、特に食生活が変化しました。
というのも、今年2025年2月にそれまでフィリピンはセブ島で生活していた妻と娘が日本移住。
念願の親子三人での生活が始まったのでした。
それでどんな変化があったかというと、食生活です。
Eは普段、朝と昼は少ししか食べず、晩ごはんが中心の生活です。
それまで自炊で晩ごはんを作っていましたが、これからは妻が用意してくれます♡
それにより、こう変化しました。
①Eは晩ごはんに週2回はインスタントラーメンだった
②Eは炒め物が多く、野菜の割合は高かった。
③妻の料理は当然、フィリピン料理
④妻の料理は肉と野菜の煮込み料理が中心
⑤子供の成長のためにもEが意図的に魚料理の割合を増やしている
と、食卓の傾向は変わったものの、栄養バランスはそう変わっていなくて、インスタント食品を食べる割合が激減したので、健康的になったといえます。
ちなみに、E家庭では数年前から白米と玄米を3対1くらいで混ぜたご飯をデフォルトにしています。
この前提で、昨年の健康診断結果を受けたEの懸念事項を見てみます。
昨年、健康診断結果が基準値を超えた、または越えそうだった項目がこれでした。
①体重、腹囲
②LDLコレステロール値
③尿酸値
⓸クレアチニン
2024年の健康診断結果
では、今年の健康診断結果を見ていきます。
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①体重、腹囲
昨年は腹囲がぎりぎりで基準値内におさまり、判定が「A 異常なし」だったんですが、今年は?
今年は受診した検査施設が異なるので、判定の表示も少し異なります。
基準値 | 一昨年 (2022.9) | 昨年 (2023.9) | 今年 (2024.11) | |
体重(kg) | - | 66.6 | 65.4 | 67.8 |
腹囲(cm) | 84.9cm以下 | 85.0 | 84.6 | ※ 88.7 |
肥満度 | ‐16~+13% | +7 | +5 | 8.7 |
BMI | 18.5~24.9 | 23.5 | 23.1 | 23.9 |
判定 | - | C 要経過観察 | A 異常なし | B |
そもそも体重が増えてしまいました。
無理もない、仕事から帰ればちゃんと晩ごはんが用意されていて、しかもおいしい。
そりゃ体重も増えます。
とはいえBMI的には基準値内なのに、腹囲が基準値超えで「B」判定でした。
気が付くと腹囲90センチ越えが目の前でした。気を付けなければ。
②LDLコレステロール値
次はもう何年も基準値超えを続けている悪玉コレステロールとも呼ばれる「LDLコレステロール値」です。
現状の食生活で改善はあったのでしょうか?
基準値 | 一昨年 (2022.9) | 昨年 (2023.9) | 今年 (2024.11) | |
LDLコレステロール | 60~119 mg/dL | 150 | 138 | ※ 147 |
ダメでした…
昨年より悪化していました。
これだと、魚と大豆と野菜だけを油を一切使わずに調理したものだけを食べる、くらいの食生活にしないと一生改善されないのではないでしょうか?
③尿酸値
昨年の検診で、いきなり基準値を超えたのが尿酸値です。
尿酸は、痛風の原因になるとのこと。
痛風と言えば、お笑い芸人「かまいたち」の濱家さん。
YouTube動画で見たことがありますが、痛風を発症するともんのすごく痛いのだと。
さて、Eの尿酸値は?
基準値 | 一昨年 (2022.9) | 昨年 (2023.9) | 今年 (2024.11) | |
尿 酸 | 2.1~7.0mg/dL | 6.3 | 7.3 | ※ 7.6 |
と、これも悪化…
今の食生活、一体どこがよくないんでしょうか?
以前のようにインスタントラーメンを食べた方がいいとでもいうのでしょうか?
尿酸値が7.6と、基準値上限の7.0をかなり超えることとなりましたが、今のところ痛風の発症はしていません。
かまいたちさんの解説動画によると、発症するのは「人による」そうで、女性は発症するのは珍しいとのこと。
濱家さんが最初に発症したときは、尿酸値なんと「12」だったそう。
濱家さんの場合は、毎日大量のビールを飲んでいたそうで、Eの場合は夏はほぼ毎日ビールをひと缶は飲むんですが冬になると、例えば今12月現在は、週に1、2本くらいしか飲みません。
多分、今検査したら尿酸値は基準値以下に収まるんじゃないでしょうか?
↑↑↑ 痛風について解説した「かまいたちチャンネル」の動画です。
⓸クレアチニン
これまた昨年、突如発生した懸念事項。
「クロアチア」と「苦労人」を足して二で割ったような謎の名前、「クロアチアの苦労人」ってこと?
かと思いきやクレアチニンとはこういうものでした。
クレアチニンは、筋肉を動かすためにエネルギーを使うと発生する老廃物です。腎臓が正常に機能していれば、ほとんどが尿中に排泄されます。そのため、クレアチニンは腎臓の機能の低下や腎不全の指標となる数値です。
これはGoogleの生成AIによる回答です。
つまり、クレアチニンの数値が高いと、肝臓の機能が衰えている可能性があるわけです。
ただ調べると、筋肉を酷使した後に検査すると、数値が高く出る可能性があるとのこと。
Eの数値はどうだったのでしょうか?
基準値 | 一昨年 (2022.9) | 昨年 (2023.9) | 今年 (2024.11) | |
クレアチニン | 1.00mg/dL↓ | 0.99 | 1.02 | ※ 0.97 |
はい、こちらは改善ありでした。
しかも検査を受けたのは土曜日の朝イチ。
一週間の仕事を終えて一番筋肉の老廃物がたまっていそうな時間帯でこの数値。
Eの腎臓は安泰、とひと安心したのでした。
が、それも束の間のこと。
このあと、腎臓についての驚くべき検査結果が「付加検診」によって判明するのでした。
まとめ
と、このように50代半ばのE、悪玉コレステロールのように症状が固定化しているものもあれば、クレアチニンのようになぜか改善したものもあり、健康に対しての意識は年々高まってきてはいます。
実は妻の方も、日本で受けた健康診断で肝脂肪が高いなどの懸念事項が多発。
家族での食生活の改善に取り組もうとしてはいるのですが…
次回は、初めて受けた「付加検診」なるものの結果について解説します。
予告しておくと、腹部超音波、肺活量、眼底検査、心電図などです。
その中で、またもや不穏な検査結果あり。
次回は付加検診によって新たに発生したEの健康を脅かす懸念事項について解説します。
次回をお楽しみに!