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大人になって始めてもそこそこ通じる英会話④ 英会話能力がピークに到達

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ご無沙汰してます、「大人になって始めてもそこそこ通じる英語」シリーズの第四弾です!

前回、10年以上離れていた英会話が、転職をきっけけに、タイ・ラオスの旅に行ったことよって感覚を取り戻した、というところまで語りました。

このあと、あることがきっかけでEは英語を日常的に話すようになり、英会話の能力は飛躍的に、というほどではないんですが、そこそこ通じる英語が話せるようになり今に至っています。

そのきっかけというのがセブ島出身の女性、妻との出会いでした。

前回の記事です。

運命の出会い

妻との出会いは2015年の年末のことでした。
2015年のEはこんなことをしていました。

・超ブラック会計事務所を退社
・タイ、ラオス、香港、広州へリフレッシュ旅行
ポリテクセンターで職業訓練
不動産業界を目指して再就職活動(ことごとく落ちる)
宅建士試験を受験(1点不足で不合格)
・初めて派遣社員として工場勤務(短期間)

と、はじめのうちは地獄の職場からようやく解放されて、久しぶりの東南アジア旅行とハッピーだったんですが、後半は就職も試験も上手くいかず不遇の時を過ごしていました。

と、今回のテーマは別にEの思い出話ではないんで本題に戻ります

ポイントは、Eの話せる言語(日本語、中国語、一応英語)のうち英語しか通じないタイ、ラオスの旅で英語オンリーの時間を過ごし、その昔1年に渡る放浪旅行をした時の英語の感覚が戻っていたということです。

逆に言うと、長年中国語と触れ合う生活を続けていたことによって、英語が口から出てこないという中国語脳から脱することができている状態だったということでもあります。

そんなある日、妻と知り合いました
それまでなら英語で話さなければならない相手、となるとかなり気後れするか、そもそも一対一で会うところまでには至らなかったでしょう。
が、もはやほとんど抵抗なく妻とのは、初デート待ち合わせに向かうことができてました。

その理由は、

・放浪旅行の当時に会得した「自己紹介と、その後の誰もが出会ったばかりで交わすパターン化された質問や応答」の勘が戻っていた

・すでに妻は日本で技能実習生として半年以上暮らしていたので、世界でも聴き取りにくいとされる日本人の英語発音に慣れているはず

・SNSの妻の写真がす、素敵だった

以前の記事でも語りましたが、Eは少年時代から洋楽を音だけで完コピして歌うことで日本人としてはがかなりいい英語発音を身に着けています。
実際に発音は、妻からも多くの外国人からも認めてもらっています。

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そして初デート。
妻は写真の通りす、素敵だったしう、運命の人に出会えたことを知ることになったわけでした。
ついでですが、英語での会話も何の問題もなくできていました。

と、この妻とつき合い始めた初期の頃がEの英会話能力のMAXだったと言えます。
というのもこのあとEの英会話能力は退化するからです。

あくまでもEの人生でピークだったというだけで、決してペラペラ話せるようになったというわけではありません。
それに、相変わらず中国語の方が上手いという状態。

このいつまでも英語が中国語に追いつけないということについては、過去記事でも語っていますが、日本人にとって英語より中国語の方が上達しやすいという言語自体の特性も関係していると自己分析しています。

Eの中国語学習経験について語っている記事です。

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家族と英会話、の落とし穴

当時の妻は、半年以上日本に住んでいたとはいえ、フィリピンと日本の語学学校で計2か月ほどの日本語学習をした過ぎません。
普通に日本語で会話できるというレベルにはほど遠い。

一方Eは学校教育、さらにNOVAでの200コマの英会話授業を受けているし、1年に渡る放浪旅行、TOEIC受験と経てきて、英語は会話が成り立つ程度のレベルにはありました。

こうなると、二人で普段話す言語は英語ということになります。

台湾で中国語を勉強した経験から言っても、ある特定の人と普段日本語中心で会話するのか中国語中心で会話するのかは、お互いの外国語のうち、より習得度が高い言語で会話するようになります。

こういうことです。

〈事例1〉
日本人A:中国語初心者
台湾人B:日本語中級者
普段話す言語:日本語

〈事例2〉
日本人A:中国語上級者
台湾人B:日本語中級者
普段話す言語:中国語

この方が、より多い語彙、より聴き取りやすい発音で会話ができるからです。

Eは台湾在住の当時はよく日本語学校の学生と遊びに出かけました。
はじめは100%日本語で台湾の友人と会話していましたが、Eの中国語のレベルが上がるにつれて、中国語で会話する友人が増えていきました。

そんなわけで、妻とは今でも80%以上英語で話していますが、長年一緒にいると変化が起こってきます。

当時妻は日本で働いているから、少しではあるけど日本語のレベルが上がる
  ↓
Eはがんばってネイティブっぽい発音で話しているけど、段々日本人的発音になってくる
  ↓
妻は日本の職場などでカタカナ発音にどんどん慣れていく
  ↓
妻は日本語を覚えたいからEにもっと日本語を話すようにと言ってくる
  ↓
Eは英語で伝えるのが難しいと、ダメもとで日本語で話してみたりする
  ↓
妻は意外と理解できたりする
  ↓
Eが話す英語の語彙が固定化してきて新しい語彙が増えない
  ↓
その分、日本語で補うから英語&日本語が混在していく
  ↓
英語の語尾に日本語が付くようになる
〈例〉「I’m so tired だからさあ」とか、「You'er very angry でしょ~?」など。

こんなハチャメチャな英語、妻以外通じません。
困ったことにこれが 、妻の身内などの日本語を全く解さない人に対しても出てしまうようになってきています。

「ハーイ、すっごい Long time no see ね~」
こういうの言ってしまった後気が付くと、とても恥ずかしいです

三歳の娘の言語環境

もう一つ心配の種が、三歳の娘です。
現在Eは日本に、妻と娘とお兄ちゃん二人はセブに住んでいます。
コロナショック以降、家族は日本に来れていないものの、娘は日本の学校に行かせる予定ではあります。

Eも妻も、娘にはまず英語を覚えさせていますが、日本語も覚えられるようにEはできるだけ日本語で話しかけるようにしています。
妻とお兄ちゃんたちはセブの現地語のビザヤ語で話していますが現状、娘はほとんどビザヤ語は話しません。

そんなわけで娘は現在、基本英語を話しますが若干、日本語のフレーズも混在して使っています。
恐らくですが、英語と日本語が別の言語であることは漠然としかわかっていない状態だと思います。
ま、これは年齢とともに解消されていく問題のような気はしています。

が、ここにきてコロナ禍が長引いてきています。
娘をセブで幼稚園に行かせることになる可能性も出てきました。そうなると、ビザヤ語はほとんど話せませんから始めは苦労しそうです。

まあ、英語中心のインターナショナルスクールに通わせるという選択肢もありますが。
まあ、子供って親が心配するよりはるかに言語習得の能力があるはず
きっと大丈夫でしょう。


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まとめ

Eの英語はかなり深刻で、将来セブに移住した時に今のような日本語とのごちゃごちゃ英語が抜けないと困ることになります。

これも、家族としか英語を話さないという環境がもたらす結果といえます。
英語会話学習者のみなさんは、できるだけいろいろな人と会話練習をするようにしましょう。

カジュアルに、多少間違えてもたくさん話せるという相手も必要です。
フォーマルに、文法や発音などに気を配りながら話す相手もいないとEのようになってしまいます。

特に発音は、同じ英語でも国によって、人によって千差万別です。
広く会話の機会を得て、誰が相手でも通用する英会話力を身につけましょう。
と自分に言い聞かせるEでした。
- 完 -

NOVAは昔も今もコスパがいいですよね~







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