約30年振りにスキーに行った「上級者」の末路 完全初心者の家族は滑れたのか?

時事・トレンド
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2026年現在、50代半ばの派遣社員E。
ということはそう、Eが20代前半だった1990年代初頭は空前のスキーブーム
Eも大学時代はがっつりやっていました、スキー。

そんなEも約30年間全くスキーから遠ざかっていて、この正月に久しぶりに完全初心者の家族を連れてスキー場に行ってきました。
果たして妻と娘は滑れたのか?
スキーを楽しめたのか?
Eは30年振りで昔のように滑れたのか?

今回は、新春スキーに訪れた時の模様について語ります。

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2026年新春スキー

今回、お正月休みに完全初心者の妻と娘を連れて、大雪のスキー場を訪れました。
Eの妻と娘はフィリピン人
二人は2024年の娘の小学校入学前に日本に移住。
妻は10年前に技能実習生として日本に滞在したことはありますが、娘が雪を始めてみたのは2年前のこと。もちろんスキーは初めてです。

E家族は娘が高校か大学に行く頃には故郷のフィリピンはセブ島に再移住しようと考えていますが、日本で暮らしているうちはいろいろなことを体験してもらいたい。
それに、E自身久しぶりにスキーをしてみたい、という思いからこの機にスキー場を訪れたのでした。

Eのスキー歴

Eは約30年振りのスキー。
そのEのスキー歴がこれ。

①小学生時代
小学生の頃から時々スキー場に行っていた。
小学1年~3年くらいまではほとんどまともに滑れず。4年生頃にボーゲンで緩斜面なら滑れるようになる。

②中学時代
学校で泊りがけのスキー授業があったりしたもののボーゲンの域を出ず。とはいえ時々パラレルもどきができた気がしていた。

③高校時代
やはり学校でバスでスキー場に行っての授業があり、自己流パラレルならできるようになる。ただ自己流なので人がみたらかなり不格好だったはず。

④大学時代
一大スキーブームの折、大学2年でスキーサークルに入部。
ひとシーズンに4週間ほど山で毎日スキー漬けとなる。先輩から正統派の技術を学ぶ。
4年の冬にスキー検定2級を受けるが1点足りずに不合格。

⑤卒業後
卒業後に外食産業に就職。配属先の店舗のバイトメンバーと日帰りで滑ったのを最後に約30年のブランクとなる。

といった感じです。

大学4年でスキー検定2級に不合格となりますが、自己評価では「2級相当」と思っています。
というのも、当時の検定種目は「パラレル」「ウェーデルン」「シュテムターン」「総合滑降」があったと記憶しているんですが、「シュテムターン」だけがかなりの低得点で他は余裕で合格点だったんですよ。

シュテムターンなんて普通誰もやらない曲がり方でしょ。それができていなくても他が完璧なら問題ない、そう思いませんか~
Eのスキー歴の中でシュテムターンで滑ったのもこの時のみ

そもそも検定にシュテムターンなんていらん
という訳でEのスキー技術は「2級相当」と勝手に認定しています♪

こんな感じで疾走してました。



スキーの技術って、まあ2級にもなればたいていのゲレンデではかなり上位レベルのスキーヤーとして君臨できます。
1級も2級も細かい技術の差はあっても、正直はたから見ればそう変わりません

大学のサークルは4年の間にはほぼ全員が2級レベルに到達していて、2級に落ちたEは肩身が狭かったんですが、就職後にバイトメンバーと行った時はみんなごく普通の一般初心者スキーヤーだったんで「Eさん、すげー」と初めてスキーによってヒーロー気分を味わえたのでした。

ただ、2級レベルに到達するにはEが大学時代にしていたように、かなりの時間を山で費やし正しい技術を学ばなければ難しいと思われます。自己流では超えられない壁が存在します。

ちなみにスノーボードは全くできません。
最後にスキーをした時に、一緒に行ったバイトの一人のスノボを履かせてもらったんですが、スキーと全く感覚が違っていて立つこともできませんでした。

さて、今回約30年振りにスキー場を訪れて以前のように加齢に、じゃなかった華麗に滑れたのでしょうか?
実はE自身、全くの未知数でした。
Eはかなりスピードを出して滑るのが好きな方で、当時の疾走感は体が明確に記憶してはいたんですが、スキーの操作感の記憶は今イチ。

でもまあ、スキーを履けば思い出すんじゃないかな?
くらいの感じでした。

スキーの準備

スキー前日、E家族が訪れたのはリサイクルショップのセカンドストリート
ここでスキーウェア一式をそろえます。

なにしろ、どんなに行ったとしてもひと冬に3回も行くかどうかの話です。完全初心者の妻と娘は(Eの経験上)1回行っただけで「もう行かない」となる可能性もあり。
用具は安く済ませます。
もちろんスキー板やブーツはレンタルします。

その結果、なかなかゲレンデでも様になっていたかと思われます。


↑↑ 妻がこれ、ゴーグルと手袋を入れて総額1万円ほど。


↑↑ Eと娘がこれ。

娘のスキーウェアはサイズ調整できて身長150センチくらいまで可。これだけ新品で7千円ほど。
ヘルメット、ゴーグル、手袋で5千円ほど。

Eのヘルメットはもともと妻用に中古で3千円ほど。ウエアのジャケットが2千円。
サングラスはメガネ可の100円ショップ。ズボンは普段通勤に着ているしまむらの2千円くらいの。
この物価高時代になんとかお得に揃えました~♪

営業初日

ところでこの日、今シーズン初の大雪だったようでスキー場の営業開始初日でした。
営業開始時間が遅れるとのことで、リフト券やレンタルスキーの料金が大幅割引
これ、完全初心者が2人がいるE家族にはうってつけ。

なにしろ完全初心者にとってスキーってかなり大きな壁、というかほとんど無理ゲーといってもいいですよね。
Eも子供の頃に経験したし、数々の初心者とスキーに行った経験から知ってますが、特にまだ体が出来上がっていない子供にとっては超緩斜面を滑ることさえほぼムリ
大人でも初日でボーゲンができればいい方。
ま、まる一日転びまくってさんざんな目に合うこと確実。二人にも予告はしておきました。

なのでリフトの1日券はもったいない。回数券で十分。
スキーレンタルも丸1日は必要ないので割引のあったこの営業初日は経済的といえました。 

いざ、スキー場へ!

そう、大雪だったんですよね。
慣れない雪の高速道路も走りました。

スキー場に着くと営業開始10分前、まだリフトは動いていません。大雪で当たりは夕方のように暗くてナイター用の照明も灯っていました。
まだ雪が少なくリフトも全面営業じゃなかったし。かなりローカルなスキー場の営業初日とあってスキー客も少なめ。

この日のレンタルスキーは短縮営業による割引のおかげで大人が2,500円、子供が2,000円くらいだったと思います。
一日券は買わず、11回分の回数券を買うことにしました。
多分これで足りるかなと。
実際に足りました。

初心者、スキーを履く!

妻と娘にブーツとスキーの履き方を教え、準備体操。
次にスキーを履いたままでの歩き方を教えます。

平地ではスキー板を逆ハの字にして雪を蹴って進みます、といっても完全初心者はこれにも苦労しますよね。
坂を上るときは板を斜面に平行にして地道に横歩きで上ります、といってもちょっと板が下を向くとずり落ちていきますよね。

妻は割とすぐにできたんですが、やっぱり娘ができません。脚の筋力が足りてないですからね。
Eも同年代の頃はそうでした。
なんとかEが手を貸してリフト乗り場までこぎつけます。
他のスキー客が少ない日でホントによかった。
リフト乗り場の係の人が優しくて、Eと娘が一緒に乗るときはいったんリフトを停めてくれました。

妻は後から一人で乗ります。
過去に夏の日本で山の景色を眺めにスキー場のリフトに乗ったことがあるので、妻は問題なし。
この時、一瞬大雪が止んで小雪程度になり辺りの雪景色が見えます。

当日の模様はYouTubeショートにアップしました♪


リフトを降りる時も娘は立ち上がった瞬間、パパEが支えられずに転びます。
またもリフト係の人が優しくて、リフトを停めてくれました。

いよいよゲレンデにデビュー!

さてゲレンデです!
と、リフトの降り口は人々の邪魔になります。まずは妻と娘をゲレンデの端に連れて、行きたいんですが二人とも動けず。
とりあえずさっき教えた坂の上り方の逆で広いところまで何とか。

え!
初心者コースなのにそこそこの斜度があります。
想定外、大丈夫かな?
リフト乗り場横のマジでほとんど傾斜のないマジ超初心者向けの坂の方がよかったかも?
不安がよぎったE。

二人ともEが言ってた通り、初心者にスキーは一筋縄ではいかないことがわかってきたようです。
妻の方はこれまでEが見てきた初心者の中でもいい方でボーゲン、スキー板をハの字にしてスライドによるブレーキをかけながら滑る技術が早い段階で理解できていました。
とはいえターンまではできず、スピードがつくと後傾姿勢になってしまい、転びます。

娘の方がどうにもならず、そこそこの傾斜の斜面に行くとほとんど立った瞬間に転びます
これ、Eがスノボを履いた時と同じなので気持ちはわかります。
娘は起きあがろうとするんですが、スキーが交差して立とうにも足が動かせず。
パパEがブーツを板から外してあげてようやく立ち上がれる。

この、転んで立ち上がるを何度か繰り返すと、娘は泣き出します。

と。
ごめんね、パパが悪かった。
リフトなしで坂を上るのは面倒だけど、最初は超初心者向けの坂で教えるべきでした。
スキー板をレンタルする時も、娘の身長と初心者だということを伝えておまかせでしたが、もっと短い板にすればよかったかも。

やっとのことでゲレンデを下まで降りたんですが、娘は涙目
この後さらに困難が。
娘はこの1本で疲労困憊、心も完全に折れていて、パパとしてももう今日は終わりでいいかなという感じだったんですが、三人はもう1本リフトを上らなければなりません。


というのも、Eたち三人はよくわからないまま初心者向けと思われる斜面を下ったんですが、それは最初のリフト乗り場とは反対の斜面
ロッジがある元の場所に戻るには、もう一回リフトに乗って反対側に戻らなければならないという。
これを知って娘は絶望の淵に落とされます。

帰りの斜面も完全初心者にはやや難しいそこそこの斜度。
娘も気を取り直してパパEが教えた通り、ボーゲンに取り組みますが5mと進めません
それはそう。
Eも小学3年生くらいまでは転ばずに10m滑れたことがなかった。

とうとう娘はブチ切れます
スキーを外した娘。帰りの斜面のほとんどを徒歩で下山したのでした。

一方妻は、Eが娘に付きっ切りでほったらかしにしていたにもかかわらず、自分でそこそこボーゲンができるようになって楽しんでいました。

ロッジで休憩

リフト2回乗って戻ったらもう午後3時近く。
持参したお弁当を三人で食べます。娘も少し元気を取り戻しました。
Eはずっと娘についていたのでほとんどまともに滑っていません。

娘はもうスキーを履く気ゼロ
妻もだいぶ雪が激しくなってきたし疲れて終わりにしたい模様。
Eはまだまだこれから

11枚綴りの回数券はまだ5枚残っています。
「じゃパパ行ってくるね」と、再びブーツをスキー板に押し込みます。

娘に付きっ切りだったとはいえ、足にスキー板がくっついている感覚はもう戻っています。
谷足を踏み込んでターンする感覚もOK。

大雪の中、リフトに乗り込み再び最初に滑ったゲレンデへ。
もうこの瞬間、30年前の間隔は99%戻っていました。
緩斜面から少しづつ斜度がついて中斜面になっていくコース。こりゃ娘が泣いて当然。

ひとりスキー1本目

そこそこのスピードがついた最初のターン
「あれ?」
尋常じゃないくらい谷足を踏み込まないと板がスライドしてスキーをコントロールできそうにない。
その力の入れ様、足がつりそうなくらい。やっぱり脚力衰えた?

そんな調子で思い切り足を踏ん張って、そこそこスピードも出して下まで一気に降り切りました。
所要時間約1分。
そして気が付きました。

これだと板に力が伝わりません。当然死ぬほど足を踏みしめなければ滑れず。
次はリフトを降りると、きつめにバックルを閉めます。

ひとりスキー2本目以降

うん、これで思い通りにスキーを操れそう。
と思いきや、新たな問題が。
それが、現代レンタルスキー板です。

そう、今のスキー板は30年前とは全く別物といっていいくらい操作感に違いがあったのでした。
ま、これについては後日改めて詳細を語ろうと思います。
現代レンタルスキー板でEがどうなったかを簡単にいうと、

①ターンの途中でいつものように谷足を踏みしめるとサイドカーブが強いため曲がりすぎて、むしろ山側まで曲がってしまいそうになる。

②たぶんレンタルスキーの安全性を考慮してかエッジが緩くて雪に食いつく感じがなくスライドする。

③板が170センチくらいと昔より短く(昔は190~200センチくらい)安定しないし、雪への食いつきが足りない。レンタルする時は控え目に「中級者」と伝えた。

つまり、上級者って(Eは2級相当の上級者です)二本のスキー板を雪に食い込ませて体重移動によってターンしてスピードをコントロールしていたんですよ、30年前は。

いまだに現代スキーの扱い方は把握しきれていないんですが、サイドカーブが深い現代スキー板はちょっと内側のエッジを立てるだけで勝手に曲がる感覚のようです。
今回の記事では技術的なことには踏み込みません。
とにかく、道具がとんでもなく変化してEとしては別物かと思うほど滑りの感覚も、スキーで快感を感じるポイントも変わっていたようです。

とはいえ、2本目にはパラレルの大回りも小回りも(今はウェーデルンって言わないようですね)当時の形に近くこなせるようにはなりました。

3本目以降も少しづつアジャストしながらスピードと、ターンの時に雪から帰ってくる反動を楽しめるようになってきました。
スキーの楽しさはなんといってもスピード感です。

ふと、「俺、このゲレンデで一番上手いじゃん」と気づきます。
スキーの楽しさって、滑り自体にもありますが、上級者になれば周りに見せつける快感もあるんですよね~、すいませ~ん。

回数券を使い切ったところで帰路についたE家族でした。

まとめ

ご想像の通り、この翌日にEと妻は激しい足の筋肉痛に襲われます。
いや、50代半ばのEはその夜からもう来ていました。
ムリだというのに娘に相撲を取ろうと言われてとってみると、一切の抵抗もできずに押されて後ずさり。

妻も翌朝足がヤバいことに。でも娘はあれだけ転んでは起きあがっていたのになんともなし
子供ってすごい。

Eは、これほどの筋肉痛にもかかわらずまた行きたくてたまらなくなっています。
でも娘はもう二度と行かないと。
ま、来年の正月までに説得して見せます!

という悲喜こもごもの新春家族スキーでした。
後日、スキー技術の過去と現在について語る予定です。
次回をお楽しみに!

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