やってきました2025年のお盆!
お盆休みといえば海に山にとお出かけかと。
とはいえ、真夏のお盆といえども天気の悪い日もあれば、昨今は逆に暑すぎて出かけたくない日もあります。そんな時のお供は現代人なら動画配信サービス、Netflixですよね。
今回紹介するおすすめコンテンツのテーマは「アジアのグルメ」です。
まるでアジアの熱い風に吹かれ、極上のアジア料理を味わっているかのような雰囲気に浸れるグルメ作品3選をお届けします!
Netflix珠玉のドキュメンタリー作品を紹介した過去記事です。
お盆のおすすめ、アジアのグルメ作品3選
動画配信サービスのNetflix。
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Netflixで配信されるコンテンツは、ドラマや映画がメインではありますが、先日も紹介したドキュメンタリーなどにも秀逸な作品が目白押しです。
その中でも今回のテーマは「アジアのグルメ」作品。
特に派遣社員Eがかつて訪れた国にゆかりのある作品3選を紹介します。
ドキュメンタリーに映画、ドラマとお盆のすきま時間に応じて楽しめますよ。
これです。
①ストリート・グルメを求めて: アジア
ドキュメンタリー(2019)
②ハンガー: 飽くなき食への道
映画(2023 タイ)
③レストランへようこそ
ドラマ(2023 フィリピン)
では、解説します!

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『ストリート・グルメを求めて: アジア』
まずはドキュメンタリー作品です。
内容はというと、端的に言えばアジア各国の屋台料理の紹介です。
ただ、そこらのグルメ番組と大きく違うのが、それらの料理が生まれたいきさつ、屋台を営む人々の人生、生活までも掘り下げて紹介しているところです。
この作品のEとのかかわりという面では、この中に登場するストリートフード、つまり屋台料理は全てEが訪れたことのあるアジアの国々のものばかりです。
現在50代半ばの派遣社員Eは30代始めの2002年、約1年にわたるアジア放浪旅行をしました。その中で、この作品にある国々を訪れたのでした。
その後の人生でも、日本語教師として台湾に移住したり、現在はフィリピンはセブ島出身の妻と娘と日本の地方で暮らすなど、アジアとの深いかかわりを持つのでした。
そんなEが、Netflixのおすすめで見かけたこの作品『ストリート・グルメを求めて: アジア』を観ないはずがありませんでした。
Eの台湾移住についての過去記事。台湾グルメについても語っています。
作品の魅力
この作品、全9エピソード(各30分前後)で9か国9都市の屋台料理の数々を紹介しています。
内訳がこれです。
1.タイ バンコク
2.日本 大阪
3.インド デリー
4.インドネシア ジョグジャカルタ
5.台湾 嘉義市
6.韓国 ソウル
7.ベトナム ホーチミン市
8.シンガポール
9.フィリピン セブ
Eはこれらの国全てを訪れたことがあり、行ったことのない都市としてはジョグジャカルタだけです(インドネシアはバリ島訪問歴あり)。
アジア旅行が好きな人なら訪れたことがある国や都市も多くあるのではないでしょうか。
なんとこの中には日本、大阪もあります!
その名も「居酒屋とよ」。
あまり屋台のイメージのない日本ですが、大阪にはこんな豪快な屋台料理、そして濃いキャラの店主がいたんですね~。
ご高齢と思われる店主の人生についてのエピソードにも引き込まれたEでした。
そして、我らがフィリピンはセブ!
といってもセブ島ではなく、空港やビーチリゾートのあるお隣のマクタン島の南部、コルドバと呼ばれる地域にある屋台料理が話題の中心でした。
ここで紹介されているウツボのスープですが、妻に食べたことがあるかと聞いてみると「見た目が気持ち悪くて食べたことない」とのこと。
次回セブを訪れる時はぜひとも食べてみようと説得中のEでした。

画像引用:https://proudbisayabai.ph/food/2025/01/23/entoy-bakasihan
と、九つのエピソードすべてについて語りたいくらいですが、どの回もまずはおいしい料理とそれを料理する映像に舌が強烈に刺激されます。
そして、これまで各国の屋台料理を食べてきたEも接することのなかった、屋台を営む人々の人生や生活を知ることができます。
アジアの屋台好きなら必見です。
好きな国のエピソードだけを見るのも全然ありです。
『ハンガー: 飽くなき食への道』
こちらは映画作品です。
2時間25分と、今回紹介する作品の中では最も短時間で観終えることができます。
ストーリーは、バンコクと思われる街の小さな食堂を営む中華系の家庭に生まれた娘が料理の才能を見出され、あり得ないくらい厳しい(やたらとブチ切れる)シェフのもとで修業をつみ、やがて最高峰の料理人へと成長するも、過酷な世界で生きる葛藤を描いたもの。
作品の魅力
まずは、Eが何度も訪れたタイ、バンコク。
バンコクといえば、ストリートのいたるところに屋台とB級グルメであふれています。
主人公の女性が小さな食堂で料理を作る様子を見るだけで、あのバンコクのおいしい屋台料理を思い起こさせてくれます。
女性は途中から、超有名シェフの元で働くようになり、打って変わって超高級料理とそれらを料理する様子が描かれ、これまた観るものの舌を強く刺激されるのでした。
ひとりの料理人が成長していく物語ですが、かなりシリアスな内容で、女性と超有名シェフとの確執や、最高峰の料理人ならではの葛藤が描かれ、深みのあるストーリーでもあります。

この作品を見ると中華鍋がいかに万能であるかがわかります。
Eがかつて、新卒で就職したのが高級料理のレストランチェーンの会社でした。
店長候補として就職し、やがて店長になりましたが、料理人の世界も垣間見てきました。
その会社には数十店舗があり、数十人の料理長がいました。その中でもトップとなれるのは相当な才能を兼ね備え、相当な修行を重ねた人たちだけでした。
料理への深い造詣と、食材への知識、そして最高峰の料理を作る腕前、とすべてを兼ね備えた人物だけがトップの地位に上り詰めます。
毎年大勢の新入社員が入社しますが、次々と淘汰されていくのも見ました。
そんな厳しい料理人の世界を描いた作品でした。
今回紹介する3作品に共通することですが、最高の料理とそれらを作る過程、それを食する人々を見るだけでも胃袋が満たされる気持ちになれます。
『レストランへようこそ』
今回このフィリピンドラマを紹介するのは、決してひいき目からだけではありません。
料理人、そしてグルメを描いたドラマとしては、この『レストランへようこそ』はかなりの傑作と言えます。
ストーリーは、マニラと思われる都市の高級レストランが舞台。
主人公の女性はスーシェフ(副料理長)。これまたやたらとブチ切れるシェフの下で働くも、シェフが交通事故で長期の不在。
シェフの代わりに店を切り盛りする女性の奮闘や、恋模様が描かれます。
そして何より、数々のフィリピン料理が彼女らによって超洗練された高級料理へと昇華される様子を見ることができるという作品。
8エピソード、各30分ちょっとで完結します。
作品の魅力
アジア料理の中では、中華、タイ、インドなどの強烈な個性を放つ国の料理と比べて、イメージすることが難しいのがフィリピン料理ではないかと思われます。
代表的なフィリピン料理のレチョンやアドボ、シニガン、シシグ、ロンビアといっても具体的に思い浮かべることができる日本人は少ないことでしょう。
まずもってこの作品によって、フィリピン料理の素晴らしさを知ることができます。。
しかも、舞台である高級レストランの調理場でそれらの庶民料理が、洗練された高級料理として昇華される様を見ることができるのでした。
そして主人公の女性シェフ。
男社会の中で奮闘する彼女は、腕は確かだけど口は汚いわ(Fxxkingが口癖)、すぐにブチ切れて皿を投げるわのろくでなしシェフに翻弄されるも、そのシェフが交通事故で長期離脱。
その間の女性の見事な働きぶりに観るものは感心させられます。
店の経営者から派遣されたレストラン経営のコンサルの男性との恋模様もあり。

作中にも登場するフィリピンの代表的料理「アドボ」。ちなみにEの妻の得意料理は「ポークアドボ」です。
この作品の特徴として、店で働く従業員たちだけでなく店の客側の人生をも掘り下げているところにあります。
なにしろこの女性シェフは、顧客の予約が入ると顧客への1時間もの対話を経てメニューを吟味したりする模様。
やがて女性シェフによって店はトップオブトップに上り詰めるんですが、そこにろくでなしシェフが戻ってきて波乱が起こるわけです。
と、常に女性にピンチが訪れては、それを実力で跳ねのける様が痛快です。
驚きなのがこの女性シェフ、あれほどのろくでなしなシェフと恋愛関係にあったんですが、やがてイケメンのコンサルに魅かれていくという。
ちなみにイケメンコンサル役、Eの妻によるとフィリピンでは超有名俳優だとのこと。
そんなわけでこの作品はストーリー、人物、料理の描き方などグルメドラマとしてはかなり優秀な作品と言えるのでした。
まとめ
このようにNetflixには映画、ドラマ、ドキュメンタリーに至るまで、秀逸なグルメ作品を多数見ることができます。
これまで旅をしてきた国々の料理、そして次の旅で出会う料理に思いを馳せながら、お盆休みのひと時を過ごすのもまた一興。
今回はアジアに絞ってグルメ作品を紹介しましたが、日本にも『深夜食堂』や『孤独のグルメ』など傑作グルメ作品は目白押し。ちなみに『深夜食堂』『孤独のグルメ』ともにNetflixでほぼ全作品が観れます。
これからもネトフリ廃人EがNetflixの傑作作品を紹介していきます。
次回をお楽しみに!
