去る2022年3月に家族が住むセブに約1か月の滞在をしました。
帰国して早ひと月が経過。
目下セブに住む妻と娘を日本に呼び寄せようと動いているところですが、いまだにセブで過ごした日々を毎日懐かしんでいるEです。
セブの自宅はセブ市街から車で1時間以上かかる田舎にあるんですが、生活物資や自宅で営んでいるSari Sariストアの仕入などで何度もセブ市街を訪れました。
今回はE家族のセブ市街地での過ごし方と、家族が圧倒的に頻繁に訪れる某ショッピングモールについて紹介します。
『セブ渡航記』前回の記事です。
セブ市街地
セブ市街地は、結構大きな島「セブ島」の東側中央部にあって海と山に囲まれています。
隣には国際空港があるマクタン島という平地しかない小さな島があって、その東岸にあるビーチリゾートは日本でも有名です。
観光客が訪れるのは主にこのセブ市街地とマクタン島です。
Eの家族は、2年前からセブ市街地まで車で1時間以上かかる田舎の自宅に住んでいますが、それまではセブ市街地の中心部の Mabolo地区や、マクタン島のオールドブリッジ(セブ島とマクタン島を繋ぐ橋)近くのPajo地区(現地の人は「Pajo=パホ」と読みます)のアパートに住んでいました。
新築した田舎の自宅に引っ越して以来、生活に必要な物資の調達などで少なくとも週に何回かは市街地に行く必要があります。
Eも1か月の滞在中に何度もセブ市街地を訪れました。
その目的はこんな感じでした。
・食料品や日用品の買い出し
・自営のSari Sariストアの仕入
・4歳の娘の予防注射
・妻のコロナワクチン接種
・EのPCR検査の受診
などです。
1か月の滞在でこれだと、かなり頻繁に街に出る感じです。
そして、これらの用事で街に出た場合は用事が終わった後についでに遊びに行きます。
遊びに行く場所はほとんどの場合、ショッピングモールです!
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セブのショッピングモール
セブにはたくさんのショッピングモールがあります。
しかも、いくつかの代表的なショッピングモールはかなり大型です。一日歩き回っても見きれないくらいの規模があります。
妻の体感ですが、セブの三大ショッピングモールを大きい順に並べてみました。
1位 SM SEASIDE CITY CEBU
画像引用:SM SEASIDE CITY CEBU HP
https://www.smsupermalls.com/mall-directory/sm-seaside-city-cebu/information/
2位 AYALA CENTER CEBU
画像引用:Sugubo.Ph "AYALA CENTER CEBU"
https://sugbo.ph/2020/ayala-center-cebu-reopen-gcq/
3位 SM CITY CEBU
画像引用:SM CITY CEBU HP
https://www.smsupermalls.com/mall-directory/sm-city-cebu/information/
どれもセブにゆかりのある人ならお馴染みのショッピングモールですよね。
この中でもEの家族が圧倒的に頻繁に利用するのが3位の「SM CITY CEBU」です。
Eが日本にいる時も、家族がAYALAやSM SEASIDEに行くという話はほとんど聞きません。
なぜいつもSM CITYに行くかというと、妻が行くからです。
妻は以前からなぜかいつもSM CITYに行きます。AYALAや他のモールを通り過ぎてでもSM CITYに行きます。
SM CITY CEBUの魅力
今回妻になぜかと尋ねたところ、SM CITYにばかり通うのにはこういった理由がありました。
・妻が昔モール内のテナントで働いていたことがある
・4年前に徒歩10分のMabolo地区に住んでいたことがある
(ジプニーだと道がいつも混んでいて意外と時間がかかる)
・バックでの駐車が苦手な妻が停めやすい駐車場がある
SM CITY CEBUは開業して30年近く経つ老舗のショッピングモールでもあり、馴染みがあるというのが一番の理由のようです。
妻は SM CITY CEBU の1日歩いても回り切れないような広いモール内を自分の庭のようにトイレや出入り口などの位置を把握しています。
そして、ペーパードライバーから車を購入一年ですっかりセブの魑魅魍魎な道路を制している妻ですが、いまだにバックでの駐車が苦手。
その点、 SM CITY CEBUにはバックがどんなに苦手でも簡単に停められる駐車スペースがあります。
それは、ビル5階の駐車場です。
停めやすい5階の駐車場
SM CITY CEBU は4階と5階が駐車場になっているんですが、4階は平日の昼間でも満車に近くて駐車スペースを探すだけでも困難です。
が、ひとつ上の5階に上がると平日なら見事なくらいガラガラです。
週末には5階もそこそこ埋まりますが、それでも4階と比べると夕方前ならスペースは多くあります。
Eの家族は平日の早めの時間に行くことが多いので、そういう時はエレベータの近くの両隣に車のないスペースにゆったりと、なんなら少し白線をはみ出してもそのまま停めちゃいます。
しかも晴れている日でも室内が気違いじみた暑さになることがないし、雨でも濡れずに車にたどり着けます。
5階駐車場、おすすめです!
何でもある SM CITY CEBU
SMに限らないんですが、大型ショッピングモールってホントに何でもありますよね。
フィリピン人が日本の観光ビザを取ろうとすると、指定された旅行会社を通して日本査証代理申請をしなければならないんですが、SM CITY CEBUにはそれができる旅行会社もあります(Eの家族はDiscoverytourという別の場所にある優秀な旅行会社を利用しています)。
記念写真が撮れる小さな写真館もあります。
TRONIX という写真館。
Eの家族は以前からそこを利用していて、今回も家族5人で記念写真を撮ってきました。
SM CITY CEBUではコロナワクチンの予防接種もやっていて、Eが訪れた3月に妻は2回目のワクチン接種を受けました。
具合が悪くなるかもと心配でEも付き添いましたが、後から少しだるくなっただけで元気でした。
注射の後は二人でSMでご飯を食べました。
SM CITY のワクチン接種会場 撮影:E
ギター製造で有名なセブですが、楽器店もたくさんあります。
最近上のお兄ちゃんが買ってEも滞在中に弾いていたギターもSM CITY CEBUの楽器店で買ったものらしいです。
値段はだいぶ安めだったらしいですが、なるほどすぐチューニングが狂うし(1曲弾く間にもう音程狂ってます)材質のせいか音の響きが悪くて音量が小さいので、安すぎるギターは買わない方がいいと思います。
EによるBob Marley の「One Love」弾き語り
世界のどこかで戦争が起こっている時などはこの曲が心に沁みます。
SM City Cebu グルメ3選!
と、いろいろな用事で街に出てはSM CITYに立ち寄るわけですが当然、お腹が減ります。
Eも滞在中、SM CITYで何度も食事しました。
そんなわけで、Eが食事したSM CITY CEBU のレストラン3選をお届けします!
①TASTY HONG KONG(香港料理)
ここ、TASTY HONG KONG は妻がワクチンを接種した後に行った店。
内装には九龍側から見た香港島の夜景の写真が壁一面にあって、その気になればビクトリアハーバーの飲茶レストランにいる気分になれます。
TASTY HONG KONG の店内 撮影:E
料理も香港の飲茶メニューを押さえていて、日本の香港料理レストランではあまり見かけない煲仔飯などもあります。
ちなみにEは一時期香港に友人がいて何度も訪れたことがあるので香港料理についてはそこそこ語れます。
香港や広東の名物料理の煲仔飯といえは具が足りな気味で、下の方が味のない白ご飯ばかりになりがちですが、この鶏肉トッピングの煲仔飯はタレ多めでご飯は下までしっかり味があります。
もちろん一般的な飲茶メニューもあります。
これは揚げ焼売。実は普通に蒸してあるものと思って注文したのでびっくり。
そして香港といえば雲吞麺(ワンタンメン)。
まさに九龍は佐敦の大衆雲呑麺店とそっくりの味!
ただ、香港飲茶を味わうのであればなくてはならないのが鉄観音やプーアルなどの中国茶。
メニューになかったんでEは店員さんに確認しましたが、なんと「ない」とのこと。
料理は美味しかったんですが、お茶がないなどあってはならないことです。大きな減点です。
ま、フィリピンの人にはお茶はあろうがなかろうが何の関係もないとは思いますが。
これは実際の香港飲茶
②居酒屋 呑ん気(Nonki Japanese Restaurant)
妻はかつて日本に住んでいたことがあって、そういう人ってたいてい住んでいた外国の料理が懐かしくなります。
従って、妻もときどき日本料理を食べたくなります。
そんな時に行くのはやはりSM CITY。そして恐らくセブに関わりのある日本人なら知らない人はいないであろうこの店、居酒屋 呑ん気。
そこそこ無難な日本料理がリーズナブルに食べられます(ディスっていません、外国では充分なレベルです)。
今回のセブ滞在初期に妻と娘と、娘のいとこを連れて買い物のついでに行きました。
今回訪れた時はあまり料理写真を取らなかったんで過去の写真も含みます。
サンミゲルビールとお寿司というのもなかなかオツです。
お寿司は日本の回転寿司と同等レベル(ディスっていません、ホントに海外では上出来です)。これは2018年頃の写真。
正直ラーメンが目的あれば専門店に行った方がいいかもです。
もちろん充分美味しいです。これも2018年の写真。
こちらは今回Eが注文した焼き肉弁当です。
小さい子供連れでも大丈夫。
デザートもあります。これは何だったか忘れたけど、あんみつ的なものです。
大人にはやや甘すぎるかもです。
③Jonie's Sizzlers + Roast
この店、Jonie's Sizzlers + Roast は雰囲気も料理もいかにもフィリピン人が好みそうなポップなレストランです。
Eが帰国前のPCR検査の結果を受け取りに行った帰りに家族5人でこの店に寄りました。
SM CITYで家族写真を撮ったのもこの日でした。
店名にある[sizzler]という英語は[熱くてジュージュー音を立てるもの]といったニュアンスの意味らしいです。
その名の通り、料理は鉄板に乗って出てきます。
これは4人前セットの料理です。
セット料理の中には台湾などでよく見る火鍋のような料理もあって、中身は春雨が入っていてまさに台湾の火鍋でした。
そして店員さんによるパフォーマンス付き。
チキングリルのフランベです。炎が巻き上がります!
このレストラン、高校生のお兄ちゃんたちに好評でフライドライスをお代わりしていました。
Eも春雨入りの火鍋がお気に入りです。
フードコートも充実
と、ここまでは店舗を構えているレストランを紹介してきました。
ここSM CITY CEBUはフードコートも充実していて料理は店舗型レストランに比べても決して引けを取りません。
中でもEのお気に入りは、たくさんの中から好きな料理を選べるタイプ。
レストランのみならず、家庭料理でも野菜が不足しがちなフィリピン料理。
ここに来れば野菜豊富な料理が選べます。
これは妻とSari Sariストアの仕入に出かけた時に食べたもの。
トレーの外にある料理が写真に写っていませんが、しっかり野菜を確保しています。
しかも美味しいです。
そして妻が注文したフードコートの端っこにあるラーメン店(店名確認できず)のとんこつラーメンは普通に日本の専門店の味でした(ただし注文から20分近くかかりました)。
まとめ
と、今回の滞在でEが食べたSM CITY CEBUのグルメを紹介しました。
やはり老舗ショッピングモールに入るレストランとなると外れは少ないと言えます。
もちろん他にもたくさんのレストランがあって、Eが食べたことのある店はそのほんの一部です。
現地在住の日本人ならもっとディープな情報をたくさんお持ちの事でしょう。
ほんの数日前も妻が娘を連れてSMに遊びに行きましたが、送られてきた写真はSM内のジョリビーでした。
ジョリビーのキッズ人気は動かしがたいようです。
次のEのセブ渡航が何か月先になるかはわかりませんが、今後も各種情報をお届けしていきます。
次回をお楽しみに!
今回 Trip.comで予約した帰りの航空券。航空会社からの便の変更が相次ぐ中、こちらの希望にも柔軟に対応してもらいました。