投資歴約10年となる、万年ド素人投資家、50代派遣社員Eの資産形成シリーズです。
今回はこれまでのような株式投資の話題とは打って変わって暗号資産、仮想通貨についてです。
暗号資産の雄「ビットコイン」を満を持して購入!
「満を持して」としたのは、すでにEは2年ほど前から暗号資産購入のアカウント、ウォレットを準備済み。いつでも暗号資産を購入できる状態にしておきながら、今月2024年11月まで購入することなく待機状態にしてありました。
なぜEが今、暗号資産を保有するに至ったのか?
今回はこれについて解説します。
※今回もお断りしておきますが、Eは投資も経済も完全ド素人です。ベテラン投資家の方々の参考になる内容は多分ありません。ド素人でもこうすれば儲かる、こうすれば失敗するという参考になれば幸いです。
それと投資は徹頭徹尾、完全自己責任でお願いします!
派遣社員Eの資産形成についての過去記事です。
ビットコインとは何か?
「ビットコイン」という暗号資産(仮想通貨)の名前を聞いたことがないという人は、大人であればまずいないのではないでしょうか?
が、世の中の多くの人は「怪しい投資対象」「絶対詐欺か何かで大損する」というマイナスの認識をしているのでは?
このブログ記事は、決してビットコインや投資を推奨するものではないので、Eはわざわざそういう人たちに反証して考えを覆そうなどとは、さらさら思っていません。
なので事実だけを述べようと思います。
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Eとビットコイン
ちなみにEは昔から「働かずして得られる利益」には興味津々なので、ビットコインには5年前、2020年頃から興味を持っていました。
そして2022年1月に、いよいよビットコインを買おうと思い立ち、楽天経済圏の住人であるEは「楽天ウォレット」なる暗号資産を購入できるサイトにアカウントを作成。いつでも暗号資産を変える状態に。
しかし、いくつかの懸念事項のため、今月2024年11月に至るまでずっと待機状態で購入には至っていなかったのでした。
ちなみに今回のEのビットコインの購入先は楽天ではありません。
「GMOコイン」なる暗号通貨取引所です。
せっかく待機してあった楽天ウォレットを利用しなかった理由は後日述べます。
なにはともあれ、Eはあるきっかけでこの度「今こそビットコインを買おう!」と思い立ったわけです。
ではそのビットコインとは何なんでしょうか?
ビットコインの超概要
「ビットコイン」ひいては「暗号資産」「仮想通貨」を解説しようとすると、莫大な字数がかかってしまうため、ここでは投資経済ド素人の派遣社員Eが把握している「ビットコイン」についての超概要にとどめます。
従って、細かいところには誤解や間違いがある、はずです。
正確な詳細は別の情報源から取ってください。
Eのビットコインや暗号通貨についての知識はほぼYouTube動画からです。
ビットコインや暗号資産について解説しているYouTubeチャンネルは『しょーてぃ仮想通貨』がおすすめです。
Eも、このチャンネルで情報を集め、動画内で最もおすすめとされている取引所でアカウントを作り、動画内で実際のスマホ画面を見ながら取引を始めました。
YouTubeチャンネル『しょーてぃ仮想通貨』のビットコイン解説動画
Eが把握しているビットコイン超概要がこれです。
①国家権力などの介入が及ばない「ブロックチェーン」という技術の元に成立している。
②よって不正はほぼ不可能、らしい。
③ビットコインは「マイニング」によって生成され、上限が初めから決まっている。マイニングをするには莫大な電力がかかる、らしい。
④過去の値動きを見ると、何年かに一回「爆上がり」をするが、すぐに「暴落」する。
⑤ビットコインは他の暗号資産同様、株式取引で利用する「証券口座」では取引できない。暗号資産の取引所で取引する必要がある。
⑥ビットコインは他の暗号資産同様、利益が発生した時の税金の取り扱いが株式取引とは別。要するに確定申告が必須となる。
さて、このビットコインの概要をみると、それぞれメリットとデメリットが見えてきますよね。
ビットコインのメリットとデメリット
これまでのE、ビットコインのメリットとデメリットを秤にかけた上で「いつか買うべきだけど、今ではない」と判断していたのでした。
ではまず、ビットコインのデメリットとは何でしょうか?
ひとまず一部で言われている「とにかく怖い」的な情報不足による妄言は無視します。
【ビットコインのデメリット】
①取引所やウォレットが原因で「資産が消える」などの事故が起こる場合がある
②大暴落することが度々ある
③取引所で取引するための手続が必要
④ビットコインによる利益は「雑所得」となり20万円以上の雑所得があると確定申告が必要
⑤株式取引の利益にかかる税金は約20%だが、暗号資産にかかる税金は最大55%
なるほど、株式と比べるならビットコインは外部要因によって資産が消えるリスクあり。
取引も証券口座とは別の手続が必要。
株式取引より税金も高くなる可能性あり。
しかも、利益が出たら確定申告をしなければならない。
いろいろとデメリットがありますよね。
ではなぜビットコインを買う人がいるの?
ビットコインのメリットとは?
【ビットコインのメリット】
①ビットコインは構造的に長期的には価格が上昇することは確実
②ビットコインは時々、爆上がりする!
③ビットコインの構造自体に「資産が消える」などのリスクはほぼない
④年間に巨額の利益確定をしなければ所得税はそれほどかからない
です。
ビットコインを含む暗号通貨の最大のメリットは、なんといっても価格の上昇が期待できる、つまり『お金が儲かる」ということにありますよね。
実際、10年以上前に1万円のビットコインを買って保有を継続していた人は、今現在莫大な資産を保有しているはずです。
ちなみにこれがビットコインの創設以来の価格推移です。
画像引用:CoinLore「ビットコイン (BTC) 価格推移」
https://www.coinlore.com/ja/coin/bitcoin/historical-data
なるほどこの価格推移をざっくばらんに言うと、幾度かの爆上がりをしては直後に暴落の繰り返し。とはいえここ一年ほどはやたらと上がっている。
ついでに言うと、今月2024年11月にも爆上がりをしています。
要するに、価格が上がることで資産が増えることを期待して、人々はビットコインをはじめとする投資商品を買うわけです。
そしてEも、数年前からビットコインを購入する機会をうかがっていました。
Eの「機会」とは「ビットコインのデメリットを最大限低減できた時」です。
それが「今」だと確信したわけです。
では、Eが今、満を持してビットコイン保有に踏み切った理由を解説します。
ビットコイン保有を始めた理由
Eがビットコイン保有を始めた理由を語る前に、なぜビットコインの取引環境を整えておきながら「約2年もの間買わなかったのか?」について解説します。
結論を言うと、たった二つの理由のためにビットコインを買わずにいました。
これです。
【Eがビットコインを買わなかった理由】
①爆上がりの後に来る暴落が怖かった
②利益が出た場合に確定申告をするのが面倒くさかった
これってどういうこと?
爆上がりの後に来る暴落
先ほど提示したビットコイン開始以来の価格推移。
そこからわかる通り、ビットコインはこれまで爆上がりをしてはその直後に暴落を繰り返してきました。
チャートの爆上がり時の形がことごとく見事な鋭角を描いていることからもわかります。
「なら爆上がりをして暴落する前に売却すればいいじゃないか」と思う人もいるでしょう。
その通りです。
先ほどの価格推移表でいえば赤丸のタイミングで売却すればかなりの利益を得ることができます。
が、「暴落する前に売却すれば」といったことを言う人は、十中八九投資の経験がない人であると断言できます。
なぜなら株式投資でもそうですが、爆上がりした時の「売却のタイミング」ってすごく難しいからです。
「暴落する前に売却すれば」というのは、過去のチャートを俯瞰している今だから言える結果論です。
早めに売ってしまえば「もっと儲かるはずだったのに」と機会損失をしてしまいます。
が、売却が遅れれば特にビットコインの場合、崖から転げ落ちるような暴落が待っています。
爆上がり後の暴落、その後に何が待っているかというと「長い価格低迷」です。
その低迷している期間に他の投資対象、例えば「米国株インデックス」や、最近でいえば「エヌビディア株」などの有望株に投資していたらもっと資産を増やせていたかもしれません。
ビットコインなどの暗号資産が「安全資産」ではないといわれる理由がそこにあります。
だからこそEも、ビットコインの特性から長期的には値上がりすることがわかっていながら、これまで購入せずにいました。
そして今、2024年11月現在も爆上がりをしていますよね。
「すぐに暴落するはずなのに、なぜ今買った?」と思うことでしょう。
それに対して答えると、
今回の爆上がりは、その後の暴落の可能性が低いと判断した
からです。
結論を言います。
その最大の判断材料は「アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利」です。
確定申告が面倒くさい
確定申告って面倒くさくないですか?
って、自営業でない人などは確定申告をやったことがないという人もいるかと思いますが、Eは何度か自分で確定申告をしたことがあります。
そればかりか、会計事務所勤務時代には顧客の確定申告書を数多く作ったこともあります。
自分のために行った確定申告としては、会社の年末調整が終わった後に支払った保険料の証明書を提出していなかったことに気づいて後から税務署に駆け込んで還付してもらったり、自分と家族の医療費が10万円を超えていたのでe-Taxで還付してもらったり、などです。
これらの還付手続きは、もし還付金が少額で、しかも税務署に行く暇がなかったり(e-Taxのない時代の話)したら面倒くさくてあきらめていたかもしれません。
が、暗号資産で申告が必要な利益が出て、それを放置した場合は「脱税」になり、後から実際の税金より多額の追徴金を支払う羽目にもなりかねません。
雑所得が20万円を超えた年の確定申告は必須です。
しかし、いかに面倒とはいえビットコインで得られた利益がかなりの高額だったら?
例えば数十万円、もしくは百万円を超えるような利益を出したりしたら。
それならば、確定申告などいうパソコン上でも完結できる手間くらいどうってことないですよね。
パソコンだとかえって面倒という人でも、2月か3月に有給休暇を取って税務署での待ち時間に耐えて、税務署の人に申告書の書き方を教えてもらいながら確定申告をする、といった手間をかけても問題ないですよね。
そして今後、そうなる可能性がこれまでより確実に上がりました。
爆上がり後の暴落の可能性が低くなったばかりでなく、これからもビットコインの価格が上がり続ける材料がそろったわけです。
その最大の理由というのが「アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利」です。
税率って55%もかかるの?
ちなみにビットコインなど暗号資産について「税金を55%も持っていかれる」という誤解、というか極論が広がっていたりします。
会計事務所勤務の経験があり、所得税についてそこそこ知識のあるEは「完全に間違いではないけどそんなケースは稀」だと知っています。
長くなるので詳細は別のサイトや動画で調べてください。
簡単に言うと「課税所得が4千万円以上にならないと55%の税金はかからない」です。
例えば、課税価格が900万円未満なら税率(所得税と住民税)33%です。
「課税所得」とは収入からもろもろの控除を引いた額のことです。
引用:manabu不動産投資HP「【年収別の税金早見表付】年収別の所得税率はいくら?節税方法も合わせて解説」
https://manabu.orixbank.co.jp/archives/132?cx_ref_action=ranking_sidebar
ということは「ビットコインが爆上がりしたからといって一気に利益確定をせず、その年の他の収入との兼ね合いで必要額だけを現金化すればいい」わけです。
もし万が一、億り人にでもなれた場合は、仕事なんか辞めて海外移住をすれば節税、無税も可能です。
よって、税金に関しては心配無用。
では話を戻して、なぜEはトランプ氏が次期大統領に決まった今、ビットコインを購入したのでしょうか?
トランプ次期大統領とビットコイン
2024年11月5日、トランプ氏が次期大統領に決まりました。
直後からビットコインの価格が上昇。その後ビットコイン史上最高値を連発しています。
なぜトランプ当選でビットコイン上昇?
トランプ次期大統領は選挙運動中に「ビットコインを国家戦略的な準備金に充てる」と発言。
そしてトランプ氏が当選。
これがビットコインの爆上がりの主な要因のようです。
とりあえず、トランプ氏が大統領になることの是非はおいておきます。ここではトランプ氏当選の事実だけが肝心です。
正直E、「ビットコインがアメリカの準備金に」と言われても、何のことかよくわかっていません。
が、とにかく「アメリカ政府が大量のビットコインを購入するらしい」ということは理解できます。
さらに言えばE、トランプ氏当選とビットコイン高騰の関係性について知ったのはつい最近、トランプ氏の当選後のこと。
いつものように、Eが資産運用についての情報源のほとんど全てとしているYouTubeチャンネル『NOBU塾』で知った次第です。
ホント、有益なチャンネル。
YouTubeチャンネル『NOBU塾』の最新動画です。
例えば「金」は埋蔵量が限られていて、各国政府がやろうと思えばいくらでも増刷できる紙幣と違って、買う人が多ければ価値が上昇します。
ビットコインも最終的な数量の上限が2100万枚と始めから決まっているため、金と同じように買う人が多ければ価値が上がるという構造、らしいです。
「アメリカの準備金」なるものが如何なる代物か、さっぱりわかっていないEでも、2025年1月のトランプ氏の大統領就任後に、桁違いの額のビットコインが買われるであろうことは簡単にわかります。
つまり、来年にはビットコインが爆上がりする、下手をすれば爆上がりに次ぐ爆上がりの連続になるかも、ということが投資経済ド素人のEでも想像がつくわけです。
ビットコインETFの取引開始
実はビットコインにはもう一つの価格上昇要因がありました。
それはアメリカでビットコインETFの取引が今月11月11日から始まりました。
すでにかなりの長文なのでこれについての詳細は省きますが、簡単に言うとこうなります。
ビットコインをETFという株式取引と同様の方法で売買できる。
暗号資産の取引所を経由せずにビットコインが株式と同様に売買できるとなれば、これまでより多くの人が参入し、ビットコインの価値が上がることは確実です。
実際、先週のビットコイン価格上昇の大きな要因になっている、らしいです。
トランプ氏の大統領当選、ビットコインETFの取引開始。
この二つの動向こそが、約2年前にビットコイン購入準備を済ませたEが、今ビットコインに参入した理由なのでした。
これまで購入を思いとどまらせていた障壁、「爆上がりの後の暴落」という懸念が二つの動きによって劇的に軽減されたからなのでした。
まとめ
「働かずして得られる利益」に目がないE。
ずっと待っていたビットコインの購入のタイミングがようやく訪れました。
早くからビットコインを買っていれば大富豪になれた、とよく言われます。
が、ビットコインの歴史の中では、資産が仕事をしていない(利益を上げていない)時期も長くありました。
トランプ氏が次期大統領に当選、ビットコインETF取引が開始。
この二つの動きが同時に起きた2024年11月、今こそがビットコインの歴史の転換点となるのではないか?
これを境にビットコインが「安全資産」へと転換するのではないか?
Eは様々な情報(YouTube動画)によってこれを確信し、満を持してビットコインを購入したのでした。
さてEは、どうやってビットコインを購入したのか?
いくら購入したのか?
投資成果はあったのか?
詳細については後日、レポートします。
次回をお楽しみに!