派遣切り2025年末 転職

【派遣切り2025年末】次の派遣先に向けて動き出す派遣社員に派遣会社からの提案とは?

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派遣切りが決まった後の続報です。
10月末に現派遣先の契約終了が伝えられ、来たる12月15日に最終日を迎える派遣社員E。
しばらく動きがなかったものの、先週派遣会社から次の派遣先についての連絡がありました。

現時点で、とりあえず会社見学をする企業が決まり連絡待ちです。
今回は、ここに至るまでのいきさつを語ります。

前回の記事です。

派遣会社の担当の連絡

11月中旬、先週の始め頃、勤務日の昼休みのことでした。
最近妻がパートで働き始めて社会保険に加入したので、派遣会社の担当者にこれまでEの扶養で入っていた健康保険の資格喪失手続をしてもらう旨のメールをしたのでした。

そう、外国人の妻がパートで働き始めたんですが、これについてもいろいろあったので記事にしたいところなんですが、なかなか書く時間がなくて。
先週末は冠婚葬祭があってブログ記事を書けなかったんで、他にも書きたい話題が山ほどあるんですが追いつきません…

担当からメールの返事があり、妻の保険証(被保険者証)を返すようにと。
付け加えて、電話がほしいとのこと。
これはもう要件はひとつしかない、次の派遣先についての話に決まってる。

Eはその日の仕事が終わると担当に電話をかけました。

担当に電話

案の定、担当は開口一番「次の派遣先についてなんですけど」と。
「いいところありますか?」とE。
担当は「最近いろいろ新しいのがはいってきていて」とある職場をEに勧めてきました。
その職場というのがこんな感じ。

①市内にある工場
②直線距離だと現職場と同じくらいで朝夕だと通勤時間約30分
③時給は現在より20円ほど安い
④職種は「検査」
⑤最近募集を始めて、最初の半年は午前11時台からの8時間勤務

と、口頭で聞いたのがこんな内容でした。
ま、ここ完全にNGです。
Eは担当にこう即答しました。
「あ、子供の勉強見れなくなるから無理ですね」と。
NGポイントは多々あるんですが、まずもってこの派遣先だと仕事が終わるのが午後8時半頃。家に帰ると9時を過ぎます。

パパEは小学校入学前までフィリピンはセブで暮らしていた小学2年生の娘に、毎日国語と苦手な算数を教えています。
娘は夏休み前まで計算がヤバくて、1年生の計算もままならない状態でした。日本語はそこそこ小学2年生並みに話せるようになってきたこともあり、パパEが算数を集中的に教えていたことで最近ようやく小学2年生並みに追いついてきたところなので、パパEとの毎日の勉強は不可欠です。


後日、Eが妻の保険証を返しに行くタイミングで詳細を話そうということで、その日は電話を切りました。

かみ合わないメール

翌日でした。
担当からこんなメールがきました。

担当:昨日お話しした○○社ですが、マシンが入るまでの半年は11時半から20時半。時給は○○円。見学希望なら来週25日夕方見学になります。

え、無理って言ったよね?
Eはちょっと唖然。
ということは、派遣会社だか担当だかの都合でEをこの会社に押し込みたいわけね。
と、相手の事情を察するE。

昨年、現派遣先に移った時は、ある程度担当の意向を察して時給など妥協した部分もありましたが、さすがに今回は無理
Eは複数の無理な理由を挙げてメールを返しました。
これです。

E:ご提案ありがとうございます。この派遣先は多数の理由からお断りします。
まず、家庭の状況から労働時間帯が不都合なこと、検査作業が苦手で不良の見逃しが予想されること、この時給では不安定な雇用形態である派遣社員として働くことに見合わないこと、などです。

そう。実はE、製品の検査作業が苦手なのでした。
検査作業といっても、目視でする検査のことです。ノギスやマイクロメーターなどの測定器具を使う検査なら問題ないのですが。

なぜかEは微妙な視覚情報の差異を判別するのが苦手で、過去に在籍した派遣先では拡大鏡を使った目視の検査作業をすることもあったんですが、たまに製品の不良を見逃して後の工程から指摘されることがありました。
このことは過去に担当に話した記憶あり。

Eは派遣社員としては、その他多くのの面で突出した能力を発揮してきています。
わざわざ苦手な分野で働くことにメリットはゼロ。

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派遣の時給問題

それに時給の問題もありました。
かつて派遣社員といえば、アルバイトやパート、契約社員などの直接雇用の非正規労働と比べて数百円は時給が高い、というのが一般的でした。
近年、全国的に最低賃金が上がってきて、今年2025年10月以降の改定では全都道府県で最低時給が1,000円以上になり、派遣社員の平均的な時給に追いついてきています。

もちろん派遣先企業も労働者を集めるために、最低賃金の伸びに合わせて時給を上げてはいます。
現派遣先も今年5月に、在籍する全派遣社員の時給を一律70円アップしたことは過去記事でも語りました。

この10月にEの住む都道府県でも最低賃金が改定されたんですが、担当の押す派遣先の時給は「最低賃金+100円」というもの。
5月に70円アップした現派遣先の時給でさえ不満が募ってきていたところに、それを下回る時給とは。

今回Eが現派遣先を契約終了、つまり派遣切りされることになったように、派遣社員は派遣先の都合ですぐに職を失う不安定な雇用形態です。
それでもEが8年前に派遣社員という働き方を選んだのは「派遣の方が時給が高い」からこそです。

こんな時給なら牛丼店でフリーターでもした方がマシ。
完全に却下です。

それにしても担当者、長年Eと付き合っておきながらよくまあ、これほど悪条件だらけの派遣先を勧めてきたものだ、と。

担当も「了解しました」と。

新たな派遣先提案

そんなわけで、金曜日に派遣会社に行ってきました。
場所はEの自宅から車で5分で便利。

改めて担当から提案を受けた派遣先はこう。

①市内のはずれにある工場
②直線距離は現職場の2倍、だけど途中に渋滞箇所ゼロ通勤時間約25分
③時給は現在より80円ほど高い
④職種は「検査」もあるけど主に「製造作業」
⑤時間帯は現在とほぼ同じ、朝行って夕方帰る

そう、これ現在よりもいい条件
200円の時給アップを実現した前派遣先には及ばないものの、時給がだいぶ改善されます。

それに通勤時間
距離はかなりあるんですが、Eの住む小さな街の外にあって、農村地帯を抜けた集落にある工場。
これ、冬場の雪が降った時などにこれまでより大幅に通勤時間が緩和されるはず。
なにしろ街の中心部にあった現派遣先、地方都市とはいえ渋滞箇所が多数あり
冬の悪天候時には大渋滞で通勤に1時間かかることもよくありました。


これから冬を迎えるにあたって憂鬱なのが通勤時間だったのですが、ここなら逆に好都合。
こうなると、いよいよ「現派遣先よ契約終了ありがとう!』ですよね。

そんなわけで、今週中にもこの工場の会社見学に行くことになるかと思われます。

まとめ

Eもできれば派遣会社の都合に合わせてあげたいんですけどね。
担当の最初の提案はあまりにもEの実情とかけ離れていました。

ところで今回実は、事務の派遣先という選択肢もありました。
会計ソフトを使った経理という、会計事務所での勤務経験のあるEにはうってつけの得意な分野の仕事でしたが、お断りしました
なにしろこれまで椅子に座りっぱなしの事務仕事をすると、必ず太ってメタボの域に達することがわかっています。
50代も半ばに入って、立ちっぱなしの工場勤務での疲労度が増してきたEですが、健康のためにももう少し工場でがんばってみようかと決めたのでした。

上手くいけば今週中にも次の派遣先が決まります。追って詳細お伝えします。
次回をお楽しみに!


新しい派遣先でもセブに行くときは平気で1週間くらい休みを取るつもり満々のEでした。

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