最近、職場がかなりヒマです。
昨年2024年8月から50代負けない派遣社員Eが勤務している派遣先工場、先月9月に入ってからEの働く部署の生産数が減少。
そうなると、勤務時間中にヒマな時間が増えるわけです。
手待ち時間は「待機時間」であってれっきとした労働であると考えるEは、ヒマ時間をあまり苦にしない方です。
が、「待機時間」ですらない時間、例えば作業完了が労働契約上の勤務終了時間よりだいぶ早かった場合、などは時間を持て余しますよね。
今回は、「待機時間」ですらない空白時間のやり過ごし方についての悩みを語ります。
仕事中の「待機時間」の過ごし方についての過去記事です。
生産量の減少
昨年8月の派遣先変更以来、生産量は割と安定していました。
Eを含む派遣社員3名と、リーダー的社員1名で、一連の生産工程の一部を担う部署。
残業はほとんどなかったものの、持ち回りで早出出勤をしたり、昼の休憩時間も交代で機器を動かすなどで、ちょうどよく回っていました。
単一の受注先の、単一の製品のみをひたすら生産して一年余り。
どういうわけか、9月から生産数量がそれまでの7割ほどに減少。
減少後の現在の数量は10月末までそのままで推移する模様。
その先に増えるか減るかは派遣社員レベルでは全くわからず。
ということはつまり、
また派遣切りに遭う可能性もあり、
なんですよね。
ま、このことはこの派遣先に移った時から覚悟していることではあります。
今回、派遣切りの危機という問題はおいておきます。
生産数減少によってEはある悩みを抱えることになったのでした。

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生産数減少によるヒマ化
9月上旬、生産数量の減少に伴って、部署のオペレーションがこう変わりました。
①派遣社員の早出はゼロ
②大型機器の起動と暖気のためにリーダー社員のみ早出
③昼休憩の交代制なし、生産中断で全員一斉休憩
④3時のトイレ休憩も生産中断
⑤退勤時間の40~50分前に生産作業完了
となりました。
過去記事でも述べた通り、Eはヒマを苦にしない方です。
「待機時間」でさえあれば、堂々と何もしないでいるだけのメンタルは備えています。
部署の他の派遣社員のように、何かしら作業を探して動き回ったりはしません。
ただ、現在の一日の流れの中でひとつ困っている時間帯があります。
それは⑤の生産作業完了後の空白時間です。

作業完了後のヒマ時間
はい、作業が完了しました。
後片付けや、ルーティーンの掃除などをします。
でも、まだ労働契約上の勤務終了時間まで20~30分あります。
Eは現在、これに困っています。
生産数の減少前は、作業完了の後は片付けや掃除機やモップなどでの床清掃が日課でした。
勤務終了時間の5分前にはすべての手を止め、チャイムが鳴るのを待ちます。
慣習として、最後の5分は手を止めることが許されています。
それが現在、それまでのルーティーンが終わってもまだ20~30分の時間が余ります。
「待機時間」であればEの場合、平然と何もせずに機械が製品を加工するところを眺めながら、前回記事でも紹介した「替え歌を作る」など、脳内完結のヒマ潰しをします。
ちなみに前回記事で紹介した、Eの待機時間の過ごし方がこれでしたね。
①替え歌を作る
②昔の出来事を詳細まで思い出す
③先の予定を立てる
④ついでに未来をシミュレーションする
⑤過去の「こうすればよかった」なども考える
⑥次のブログ記事を考える
しかし、作業が完了した後の時間はこれが通用しません。
加工機器が完全停止した作業場で、ただ突っ立ってこれをしていたら「あ、Eさんボケた?」と疑われるのがオチです。

これまでのヒマつぶし作業
では、これまでの1か月余りをどうやり過ごしてきたかというと、これです。
①作業場の窓ガラスをガラスクリーナーで拭く
②大型機器の筐体を空拭きする
これまで、この二つの作業を日々ものすごく時間をかけて行い、①は完了、現在②の作業が終わりかけです。
派遣社員が3人いる内のアラ還の大ベテラン、タツカワさんは機器のメンテナンスを熟知していて、このヒマ時間は、何かと工具を持ち出し、機器の内部をいじくっています。
そうでないのがEと、もう一人の社畜気質の派遣社員オオタキさんです。
上記二つの清掃作業は、過去にヒマ時間が発生した時に社員のナイトウさんの指示でやったことのある作業でした。
ヒマ潰し作業なだけに、もともとそんなに汚れていないし、特に②は「空拭き」なのでビフォーアフターにほとんど差がない始末です。
機器の性質上、空拭きするしかないのだそうです。

社員のナイトウさんは、作業完了後の派遣作業の処遇にはほとんど関知しません。
かといって、待機時間でないただの空白時間に何もしないで突っ立っているというのは、鉄のメンタルを持つEでもさすがにできません。
あからさまにヒマそうにしていると他の部署から見て問題になるだろうから、そこはナイトウさんも気にするところかと思われます。
しょうがないから上記の作業をできるだけ長引かせてやるしかないんですが、問題はオオタキさんです。
過去に何度か記事にしたように、社畜気質があって常にせかせか動いていないと落ち着かないというオオタキさん。
せっかくナイトウさんがヒマを持て余す派遣社員二人のために捻出してくれたヒマ潰し作業を、
一生懸命にてきぱきと終わらせようとするのでしした。
当然、Eはオオタキさんを「ちょっと来て!」と大型機器のすき間に呼んで苦言を呈します。
「この作業ってナイトウさんが僕らに気を使って与えてくれてるんだから、それを無にしないでくださいよ」と。
そう。
Eはこの時間、常にオオタキさんに目を光らせていなければならないのでした。
今後のヒマ対策
今後です、もうすぐ大型機器の空拭きが、どんなに長引かせようとも終わらせざるを得ない現状、これまでに実績のあるヒマ潰し作業を潰していくしかありません。
①製品を収納するケースの拭き作業
②拭き作業に使う布をまとめる(廃棄品の布を再利用)
ただ、これらの作業は「日持ち」がしません。
①②を合わせて、どんなに長引かせても1週間も持ちません。そもそもモノの絶対数が少なすぎます。
ちょっとオオタキさんから目を離せば1日かそこらで終わらせてしまします。
終わった後は何をする?
これが現在、Eが抱えている喫緊の課題なのでした。
というか、日々生活していて悩み事と言えばこれくらいしかないEなのでした。
まとめ
作業完了後の勤務終了時間までの空白時間問題。
現在の最大の悩み事ではあるんですが、冷静に考えると、これ以上生産量が減ると即「派遣切り」の危機に直結します。
現在これほどヒマなわけだから、作業がこれ以上減れば、人が一人いらなくなるわけです。
ま、その辺は一介の派遣社員が考えてもしょうがないことなので、昨年受けた派遣切り同様、その時に何とかするしかないですよね。
と、これくらい気楽でノーストレスだから派遣社員をやっているわけです。
お金を使わないミニマムな生活に慣れれば、仕事漬けの人生から解放されますよ。
これからも派遣社員Eの働きぶりについてお伝えしていきます。
次回をお楽しみに!
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